第76回 皐月賞
払戻金
競走成績
《振り返って》
日本の障害レース界で高い評価を受け、記憶に残ろうとしたら、とにかく大障害コースで勝たなければなりません。最強馬を名乗るためにコースの得意不得意が選べないという点では、障害は平地と比べものにならないくらい厳しいとも言えるでしょう。 その壁にまともにぶち当たっているのがサナシオンでした。ハナを切った時点で勝負ありかと思っていたら、いつものような安定したレースができない。前半の飛越は今までにないくらい低く、大土塁は無理じゃないかさえと思ってしまいました。 また、BS1で大江原隆調教助手がわかりやすく解説してくれていましたが、ブライトボーイに終始マークをされていたことによって、サナシオンは余裕のないレースをさせられてしまったそうです。素人目ですが、逃げてるうちはアップトゥデイトに勝てる感じはしません。この先どうするのでしょうか。 勝ったオジュウチョウサンは仕掛けどころを逃さず見事な差し切り。石神も初重賞が大障害になるとは思わないでしょう。伸びしろで言えばこちらの方が冬は面白いかも知れません。 (西ノ海嘉治郎;2016/04/17)
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