第75回 東京優駿(日本ダービー)
払戻金
競走成績
《振り返って》
NHKマイルCのときにも書いたが、やっぱりこの世代は「団栗の背比べ」という印象。その中でちょっとだけ抜けているディープスカイが勝ったというだけにしか見えないんだよね。タイムもそれを物語っている。 それだけに、全くの別路線であるサクセスブロッケンに期待はしてみたものの、よもや殿負けとは…。各報道が「初の芝が…」とばかり報じていたんでそればかりに囚われていたが、そもそも「初の2000m超」であり、「初の重賞挑戦、しかもGT」ということを基本的に問題視するべきだったのだろう。 一方、混戦な力関係なもんだから、評価の低い馬も騎手の腕で上位に入り込むことも可能、とは思っていたが、小牧太がやってくれた。如何にも“ダービーを勝つ”抜け出し方で、これは勝ったと思わせたし、本人も「一瞬、夢を見た」と言ったのも当然だ。あれで負けたら仕方ない。 ちなみに、紙面の「アフターフォロー」はやっぱり恥の上塗りになっちゃったよ…。 (青汁注射;2008/06/01)
|