中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/青汁注射
『web楡馬』を読み込んでやまないという基地外、もとい、気のふれたコアな読者なら、今回私が書く記事の内容は既に察しておいででしょう。この時期といえば、恒例のアレですよ。干支ターフィー人形批判♪ 丑、寅、卯、辰、巳、と気付けば今年で早6年目。そして今年もJRAは性懲りも無く有馬記念ファン投票賞品に干支ターフィー人形を送りだしてきましたよ。 これが今年の午ターフィー。 えぇっ!? 今までの路線はどこ行った!? 後頭部からパックリかぶりつく馬は? 過去5年の流れは完全無視!? これではどこが干支ターフィーなのかサッパリ判らん。ただのターフィー人形ではないか! JRAには失望しましたね。これはもうファンを愚弄する行為ですよ。許し難い。そして来年の未ターフィ。ヒツジに後頭部をパックリ…なんて、今さらしれっと元の路線に戻そうものなら、もうこの賞品はやめにしたほうがいい。 糟糠の妻
最近の競馬では乗り替わりの話題が多い。長年乗ってきた騎手を下ろすと色々とあるから、後腐れが少ないと思われる外国人騎手に乗り替わることがある。ジェンティルドンナやゴールドシップが代表例だろうか。 この乗り替わり、競馬以外でもよくある。たとえば野球選手。長年連れ添ってきた妻子を捨てて、外国人に乗り換えた斉藤和巳元投手が代表例か。正確に言うと、乗り替わり先は名前がカタカナなだけで熊本県人のようなので、外国人風か。臨月ヌードとか、誰が見るんですかね。他人の嫁さんの腹ボテ姿に興奮するって、性癖ですよね。何を気取っているか知らないけど、そのような姿を晒さないとメシが食えないのですかね。不倫とか最低ですよね。一般論ですけど。プリンは美味しくて好きですけど。 さて今週の予想。「徹子の部屋」にゲストとして登場した大橋巨泉に対して徹子さんが何かにつけてカナダでのビジネス話を聞きたがるのでガン転移のことをなかなか話せない、が1番人気。かっぱ寿司と元気寿司の合併後の会社名は「脚気(かっけ)寿司」が2番人気。楽天のデーブさんが三木谷社長に媚を売り続ける、が単枠指定。今回で最後のJCDはなんだかなあ、という結果と予想した。 (鎌倉重明)
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第14回
今年で見納め、ナンチャッテ国際招待競走 Japan Cup Dirt
第14回 ジャパンカップダート(GT) 12月1日 阪神競馬場 ダ1800m
犬も歩けば皿に乗るM
最近、食べ物の話がいろいろと面白い。 数週間前から世間を賑わせている誤表示や冷たくないクール宅急便、飽食の時代に警鐘を鳴らすキャベツの使い回しまで、彼らは僕らの見えないところで話題作りに勤しんでくれていたわけだ。 ところで、面白いことにこれらの事件は全て随分後になって発覚している。中国で取れたフランス産の栗も、サハラ砂漠に比べたら涼しいに過ぎないクール宅急便も、果ては直前まで誰かの皿に載っていたキャベツまでも、その時に気づくことはできなかったわけだ。偽装を褒める気はないが、いい加減なのは彼らだけではないような気もする。 元も子もない結論だけど、見てくれがそれっぽく、食ってそれなりに美味く、身体を壊さなければ言うほど気にならないということなのだろう。本物がわからないんだから、偽物なんて見抜けるわけがない。 競馬も似たようなもので、僕らがしたり顔で語る予想なんてものも、トラックマンが見てきた調教の時計動き、彼らがピックアップして分析したデータに基づいてあれこれ言っているに過ぎない。競馬についてはそんなプロでさえ読み切れないことが少なくないんだから、これはもう我々素人が狙って、しかも完璧に分析しきって当てようなどということがおこがましいだろう。 では、周到に逃げ道を用意したところで予想に入ろう。事実上の撤退になるJCダートは、今年1月に現役復帰した50歳のスティー騎手にダート競馬のお手本を示してもらいたい。あとは去年の勝ち方を見たらニホンピロアワーズも外すわけにはいかないだろう。あとはまあなるようになるんじゃないでしょうか。しかしパンツオンファイアって(少なくとも日本人の感覚からすると)面白い名前ですね。 (西ノ海嘉治郎)
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