中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/青汁インスリン注射
前々号に書いた『どんだけ』シリーズ。あの直後に今年まさかの2作目『どんだけ隆の山』も発表されましたね。 プレイヤーが操作する主人公は隆の里。相撲部屋の主。メインアイテムは注射器。弟子にインスリンを投与するというバージョンに世間は驚愕ですよ。 ところが、第一作目とは異なり主人公が死亡するという意外な展開に、これまた世間は驚愕。これはもう大ヒット間違いなし。 っていうかですね、15年前の元・大鳴戸親方(高鐵山)とダブるんですよ、この亡くなり方が。徹底調査されることなく、真相不明のまま有耶無耶に終わるんでしょうなぁ。 ちなみに『どんだけ隆の山』は主人公死亡の後、2代目モードもプレイできますが、こちらのメインアイテムはビールケースだそうです。 さて、鳴戸親方の最期の太り方を見て馬場アナは今頃どうしてるかなぁと思った青汁インスリン注射の予想。 DeNAはリアル野球ゲームをリリースするも、自球団のパラメータを最強にする暴挙に「全然リアルじゃない」とユーザーの不興を買い業績悪化、1年で球団売却。 これはもう予想をしている姿ではありませんF
…いろいろと当たらない。 競馬の予想はもちろん、これまで僕が気合いを入れて予想してきたクリケットや日本シリーズの結果、果ては寮の相部屋の部屋から喘ぎ声が出るかどうかまで外すんだから、もう救いようがない。 前号だってそうだ。天皇賞の売上げは結構当てにいったつもりだったのだが、まさかのプラス。真面目に書いたところで当たらないんだから、打つ手が思い浮かばない。 このような状況を見ていると、もう自棄になってグダグダに予想してもいいんじゃないかと考えるわけですよ。変に狙うよりも当たりそうだし、当たったときにでかそうじゃないですか。まあそれはあまりにもセンスがない自分に対する諦めがガッツリ入っているわけですが。 で、こうして欲の皮を無理矢理隠した人間が腹の底では一発を狙いながら適当に予想した結果、毎週皆さんが見ている箸にも棒にもかからない、まさにタイトル通り予想とさえ言えない何かが出来上がるわけです。 そして何が良くないって、これでも同じような予想を続けようってんだから図々しいです。まずは相模。親方が死んだ直後の場所に大関取りがかかる稀勢の里は9戦全勝で大関当確…というところで暴行問題でまさかのチェコ送り。日本語を少し忘れるくらいまで帰れない。日本シリーズは6引き分け1リングアウトで中日が勝つも、リングアウト勝ちのためタイトルが移動せず、うやむやのうちに今シーズンが終わると見た。 (西ノ海嘉治郎)
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第36回
優勝騎手には腹帯無し後検量の特典付き エリザベス女王杯
第36回 エリザベス女王杯(GT) 11月13日 京都競馬場 芝2200m
勘違い
昨日は遅くまで飲酒していましたのでよくわかりませんが、何か首相が参加表明したのですか。TPPっていうやつですよね。わかります。なんだか怖そうな印象を受けますよね。 TPPって環太平洋ウンタラカンタラ、とかみんな思っていますけど、これ勘違いですよ。タオパイパイの略です。桃白白のことです。そうです、あの 勘違いしているのは鎌倉ではないのか、とみなさんは疑うでしょう。しかし金星人と会えると豪語する配偶者を擁する鳩山元首相を思い出してください。平成の脱税王は「最低でも県外」と言っていたような気がしていましたが、あれは「最低でも圏外」と彼は言っていたのです。そう、つまり携帯電話の圏外に基地を移転すると言っていたのです。だから沖縄に基地は残ります。これは受け手側の勘違いから始まった不幸です。 朝早くから政治をぶった切りました。実に爽快です。さて競馬の方は何かあるんでしょうか。エリザベス女王杯は古馬牝馬の頂上決戦だと勘違いしていました。随分昔に3歳馬も出られるようになっていたようです。 プロ野球はナベツネ様がオーナー職復帰で清武代表が横浜の新監督に就任。チーム名を「ナベツネコロソーズ」に改名。そして無料をうたい文句に有料課金。だって勘違いをさせるのが新オーナー会社の得意技ですから。 (鎌倉重明)
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