第56回 有馬記念
払戻金
競走成績
《振り返って》
オルフェーブルってのは、バケモノではないけど安定してますなあ。三冠も頷けるというやつですね。 時計もかなりゆっくりで、前に行った馬もそれなりに楽をしていたはずだけど、終わってみればあっさりですよ。毎回同じような勝ち方ができるってのは、強い証拠ですね。負けた各馬がもう少し工夫しても良かったんじゃないかとも思いますが。 ところで今年の有馬、売上げは前年比でダウンだったそうです。 どういう理屈かわからないけど、そのことは何となく理解できる。今僕は海外に住んでいるのだけど、日本にいたとしても「よし、有馬を買おう」とは思っていなかった気がする。今週のレースから一つ買いたいレースを選べと言われたら、迷わず大障害にしていると断言できる。 なぜでしょうかねえ。無理矢理探せば、お金がないとか、同じような勝負服(馬主)、厩舎、騎手でつまんねえとかいうところに文句をつけるんだろうけど、恐らくそれだけではない。 もうこうなったら調騎兼業やオーナー所属厩舎、さらには国の内外不問で短期免許を交付するとか、ブックメーカー制度を入れるとか、血統さえわかってれば馬じゃなくてもとりあえず走らせるとか、あれこれやってみるしかないですね。100個思いつきがあれば、1個くらい当たりの企画があるかも知れません。 (西ノ海嘉治郎;2011/12/28)
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