中央競馬専門紙
楡馬
本紙/スカイチェイス○○
先週はジャパンカップでエアグルーヴ(理事長絶対の自信)が2着に終わった責任をとって「楡馬」を休刊しました。
さて、大相撲ダイジェストを拍手喝采しながら観賞する部員たちによって作られるこの「楡馬」も次号で100号を迎える。「楡馬」がかなり以前から存在していたことがわかる数字である。これからもどうぞ床に捨てずに、そして馬柱だけをハサミで切り取るようなことをせずに、よろしくおねがいします。 話は変わるが、みなさんは野坂昭如氏(直木賞作家)が歌う『Y・W・C・A』という曲を知っているであろうか。この曲は西城秀樹氏(若づくりおじいちゃん)の「ヤングマン(Y・M・C・A)』のカバーである。が、野坂氏は歌うというより絶叫しているだけで、コーラスのおねえちゃんの邪魔をしているだけの、おもしろソングである。ぜひ機会を得て、お聞きになっていただきたい。 競馬では、今週は朝日杯であるが、3歳で年度代表馬になっても不思議ではないグラスワンダーで決まりそうである。8戦全勝の怪物、マルゼンスキー級の馬のような気がする。ぜひとも四コーナーで一度止まってから勝利してほしい。 Q.スリランカの首都は?
どうも皆さん、めっきり寒くなりました。風邪なんかひいてませんか? こんな時はちゃんこでも食って早く寝ましょうね。でも、食べすぎで腹をこわして注射なんてことにはならないように気をつけて下さい。
それにしても寒くなりました。冬です。餅です。みかんです。そして、体重が増えるほどテレビを見がちな季節です。どうでもいいスペシャルや映画もよく見てしまいます。大相撲部屋別対抗歌合戦なんかも楽しみです。そんな時、トイレタイムとなるのがCMです。皆さんもNIKEや「Gallop Racer」のCMぐらいしか見ないでしょう。しかし、そのCMが今おもしろいことに皆さんお気づきでしょうか。 西の横綱はNISSEKIのCMです。なんと、ザ・ドリフターズ総出演です。もちろん、高木ブーも仲本工事もいます。(荒井注はいません)そして、おなじみの「ババンババンバンバン」に合わせて踊ってます。かなりおすすめです。そして、東の、いや北の横綱がホクレンのCMです。「ハムを贈ろう」というCMなんですが、冬道のど真ん中に男が立っていて、ハムの詰め合わせをこちらに差し出しながらほほえむというCMです。それのどこが?とお思いでしょう。実はその男が着火点です。彼はよく見る俳優ですが、非常に失礼ながら悪人顔なんです。その彼がほほえんできます。ハムじゃなくてカラシニコフが送られてきそうです。背筋が凍るこのCM、一度是非お試しください。 さて、朝日杯3歳Sですが、大本命グラスワンダーに死角はありません。彼から流しましょう。相手はマイネルラヴ、アイアムザプリンス。後はシンボリスウォード、ダイイチレーサー、フィガロ。人気薄の複勝狙いの方がおいしいかもしれません。 (■■;A.スリジャヤワルダナプラコッテ)
はみだし愛知杯予想:◎マンノチャレンジ○メイショウヨシイエ▲マークリマニッシュ(by編集者)
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第49回
カネツクロスでブッ潰す? 朝日杯3歳ステークス
第49回 朝日杯3歳ステークス(GT) 12月7日 中山競馬場 芝1600m
いつだって真剣勝負
恐らく覚えている人はいないだろうが、昨年の朝日3S号で珍馬名の紹介をした。あれから1年、昨年の自分の記事を見返すと実に面白い。なんとマチカネフクキタルのことを書いていたのだ。その時はマチカネワラウカドという馬がいて、こっちが先に勝ってしまったので、残されたフクキタルに注目だ、などと紹介している。しかしその時、父がクリスタルグリッターズで母父がトウショウボーイ、という菊を勝てそうになり血統であるということを、注目しろと言った俺自身が注目してはいなかった。いい加減なものである。
さて、どうせだから昨年のように今年も注目の3歳馬を挙げておこう。それはサクラの馬である。特に牡馬すべてである。理由は単純。サクラの馬がダービーを勝ったのは昭和53年と63年。多分10年おきにサクラの馬がダービーを勝つはずだから今年の3歳が怪しい、というわけである。いい加減ではあるが、どうせいつものことだから、サラッと流してもらいたい。 (●●)
アイ・ラヴ・アグネス
今年ももうあと残り一ヶ月足らずとなってしまった。山一証券に続いて拓殖銀行の経営破たん、永代通りが永代ではなくなってしまうかもしれないなどと世紀末の近づきを感じる今日この頃である。それはそれとして競馬は別ものである。今週は朝日杯3歳ステークスであるが、◎はアグネスワールド。確かに、途中で故障し順調さを欠いてしまったが、そこは非凡な素質と鞍上が助けてくれるだろう。○はマイネルラヴ。敗れた2戦とも強い競馬をしていた。▲は我ら札幌3歳の覇者、アイアムザプリンスを選びたい。
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