中央競馬専門紙
楡馬
本紙/イーベルツェーン○○
本命はシンカイウン。前走・毎日王冠での上がり3F34秒8はバブルガムフェローよりもコンマ2秒速く、4角で前がふさがって好位から後方に下げられる不利があっての0秒2差4着であるから流れ次第では逆転も可能である。春からの連戦による疲労が心配されるところであるが、そこは南井の爆ムチでなんとかしてもらおう。南井克巳の恩師である故・宇田明彦調教師が見つけ管理する予定であった馬となれば何とか勝たせてやりたい。ということで、エアグルーヴを負けさせてみる。札幌記念を圧勝し、まだ底を見せていない強みもあって勝ち負けになるはずであるが、一つ気になることがある。エムアイブランだ。なぜ芝で未勝利の馬がよりによって天皇賞に出走するのか。それはエアグルーヴを潰すためであるとしか考えられない。調教師・伊藤修司と伊藤雄二の仲の険悪さは有名な話である。もしエムアイに田原成貴が乗ろうものなら、武豊のケツの穴に吸いつくような勢いでエアグルーヴに食らい付くことだろう。よってエアグルーヴは押さえまで。バブルガムフェローは無印。蛯名正義が乗っても天皇賞を勝ったのだから余程強い馬なのだろうが、直線で脚の骨が折れて5着に撃沈、というわかりやすいオチがつきそうな気がしてならない。別に理由はないのだが。そして対抗には、あまり注目されないと妙に強いジェニュイン。3番手は春の天皇賞で死にかけたロイヤルタッチ。もう一つ、気のふれたような好走をしそうなマイネルブリッジを押さえにしておく。
▼▼の大胆予想C
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第116回
1番人気は連敗街道まっしぐら。 天皇賞(秋)
第116回 天皇賞・秋(GT) 10月26日 東京競馬場 芝2000m
振り返れば奴がとぶ…
「あれっ?」天皇賞・秋の最終登録表を見た時の最初の一言だった。てっきり登録していると思われた馬の名がないのである。と言ってもアロハドリームの事ではない。天皇賞(春)に出走し、3強対決とは別のドラマを見せてくれたあの馬。そう、ポレールである。夏休み明け初戦は京都大賞典。天皇賞への調整だと思っていたのに…。
何故ポレールが天皇賞・秋に出ないのか。それは、もはや敵なしと思われた障害界に新たな敵・アワパラゴンが現れたからではなかろうか。ポレールがあれだけ苦労した障害OP入りを難なく果たし、重賞2勝を含めた無傷の5連勝、しかも全て圧勝と完全に今の障害界を牛耳っているアワパラゴンを直接対決で破るために再び飛越練習をしているのでは・・・。ポレールが次走何に出てくるか気になるところである。 天皇賞の本命はエアグルーヴ。札幌であれだけ力を見せつけられて本命にしないわけにはいかない。対抗はヤシマソブリン。理由? 好きだから。あとは、不安材料を数えたらきりがないロイヤルタッチ。いつも岡部のお下がりを着ている蛯名とのコンビで人馬ともに下克上を見せてほしい。 (●●)
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