中央競馬専門紙
楡馬
本紙◆サキミドリ○○
ある言葉の意味を誤解していると、なぜそこでそんな言葉が使われるのかさっぱりわからずに困るものだ。おれは去年ぐらいまで「手酌」の意味を取り違えていた。おれは「手酌」というのは自分の手を器にして、酒を飲むことだと思い込んでいたのだ。従って自分の酒を自ら注ごうとして、「手酌はだめだ。」と言われても「あ、そう?」と答えるだけで、実は何の事か全く理解してなかったのだ。高校の頃は、「局部麻酔」がわからなかった。なぜ腕や腹などの手術で「局部」に麻酔をするのだろう、と本気で思っていた。「局部」のここでの意味は「体組織の一部分」ということであり、あの器官の別称ではなかったのである。
で、今週はゼネラリストから行く。不利大きい前走は論外。3強クラスの能力はある。対抗はダンスパートナー。順調ならこれも好勝負ができる。要注意はセトステイヤー。あのメンバーと環境で4着は上々。2戦目で落ち着きさえ出てくれば一発も。あとは菊花賞2着のヤシマソブリンと道悪得意のローゼンカバリーを押さえに。 ▼▼のミーハーでポン
最近、「ホースコレクションカード 駿」を集めている。前は「サラブレッドカード」を集めていたのだが、こっちの方が馬の顔がわかるし、馬の誕生日などミーハーな記述もあり、結構いい。ホクトベガとヒシアマゾンって同じ誕生日だ。しかし、こういうカードを集めていると、困るのが「全部集めたい欲」だ。そのため、たくさん買うことになり、財政が圧迫される。何か妙に何度も同じカードが出ることがあり、何か運命を感じる。私の場合、田村真来と細江純子が出がちだ。とりあえず、ヒシナタリーのカードが欲しいので、彼女が出るまでは買い続けると思う。
話は変わるが、宝塚記念の人気投票、出しました? あれは学生のはカウントされないらしいので、父の名で出しときました。あの景品、当たった人いるんでしょうかね。▼▼的には水筒が欲しいです。前回有馬記念の時も傘が欲しかったのに、ハズれました。当たった人がいたら教えてください。 追伸。福島の障害レースにあのサムソンビッグ登場!! その調子でバッチリ出てくれちゃむちょん。めざせ京都大障害。 内からカラうめ!(by S本清)
JRA初の双子ジョッキーの柴田兄弟の兄・大知が重賞を勝っちまった。それも弟の未崎が騎乗停止中にも関わらずだ。なのに冷酷にもハデなガッツポーズまで披露した。少なくとも俺には「見たか未崎!」と言わんばかりのガッツポーズに見えたし、未崎の立場が一層悪くなったと思えた。少しは未崎を気遣ってやれよ、大知。
実際に大変なのは未崎だろう。これまでも常に大知と比較されてきた。このままではいつまでたっても重賞を勝ってないほう柴田、という扱いだ。早く31勝を挙げてGTでも勝たないと。しかしラフプレーは避けないとイカン。騎乗停止になったほう柴田って言われるぞ。 さて今回の予想だが、本命はダンスパートナー。四位から河内になったのが心強い。2200mが得意なのも武器になる。対抗にはザフォリア。脚質に融通がきき、距離適性もある。単穴にはユウトウセイ。四位はこの馬で騎手版のナイスネイチャになる。馬も3着向けである。あとはマーベラスサンデー、ヤシマソブリンを。 (□□)
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第38回
真実一路!!(9割方無意味) 宝塚記念
第38回 宝塚記念(GT) 7月6日 阪神競馬場 芝2200m
バブルの2冠でいいわ。
宝塚記念の前哨戦、鳴尾記念。バブルガムフェローの圧倒的勝利! そしてカラ馬のケリソン! が目立っていたが、きっちりと2(3)着に入っていたのはトウカイタロー。思い起こせばミホノブルボンの驚異的な逃げから始まった我が競馬の世界、勝とうが負けようが今年の宝塚は逃げ馬のトウカイタローで行こう、と思っていたが、七夕賞に行きそうなので残念……。さて、どうしたものか? そこで去年の宝塚を思い出してみると、確か2着に入ったのは上がり馬のサンデーブランチ。穴党の自分としてはこれになぞらえてサンデーカイザー、と思っていたらあえなく回避。しょうがないので本命は天皇賞馬バブルガムフェロー。対抗まで堅くいったんじゃつまらないのでここはユウトウセイを。宝塚は8歳馬でもチャンスがあるGTだ。他の相手にはマーベラスサンデー、ローゼンカバリーに。あと全盛期の走りに戻ったヤシマソブリンに行っても面白い。
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芝たたきの独り言 '97初夏
7月5日(土) 福島 芝2000m
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