皆さんはパドックを見ることはありますか。言うまでもなくレース前に馬を曳いて回るあれです。

　僕も知ったかぶりをしてパドックを見て自分で馬体を判断して馬券を買ったことがありますが、その結果たるや惨憺たるものでした。正直に言うと、僕はパドックを見ても何もわかりません。パドックで見た感覚を元に馬券を当てたとしてもそれは偶然で、パドックで正確に何かを見いだせた記憶は一度もありません。

　これは単に自分が馬を見るセンスがないだけだと思っていたのですが、最近意外なところからこうした話を聞くようになりました。武豊や矢作芳人といった世界で名が知られてそうなホースマンが異口同音に「パドックで何がわかるんだろう」なんて話しているのだとか。

　考えてみれば、レース前に曳かれて歩く様子を見てもどんな競馬をするかなんてわからないですよね。オリンピックや箱根駅伝で彼らが歩いている姿を見ても順位が判断できないのと同じではないかと思っています。厩務員さんだって自分の馬の結果が予想と違うと言うんですから、僕らにわかる方がおかしいんです。

　では最後に僕の予想を見て、世界的なホースマンと見方が一致したからと言って馬券が当たるわけではないことを再確認しましょう。本命はチャリンです。ネット経由でしか姿を見られませんが実に馬っぷりが良いと言うか、走りそうな雰囲気が出ています。あとは…当日の気配で判断しましょう。

　日本のプロ野球シーズンが終了しました。プレミア１２はやっていますけれども、位置づけが中途半端でよくわかりません。シーズン終了後はＦＡ宣言などを含めたストーブリーグの時期ですね。昔は「落合、１億円要求か？」など落合博満氏の動向がよく登場しました。彼は興行としてのプロ野球をよく知っていたのだと思いますが、マスコミ受けするような言動も多々見受けられました。あの頃は高額年俸を要求すると「金の亡者が」とか言い出す悪いＯＢもいました。自分がもらえなかったから僻みだったのでしょうか。それにしても落合氏が年俸３億円とか高額年俸への道を作ったのだから、近藤健介５０億円とか出てきたんですよね。すごいですねえ（所ジョージさん風）。

　それにしても「闇バイト」って面白いですね。これだけ捕まる人も出ているのに一向に減らないのですから。そもそも簡単にお金を稼げるわけがないのに、ホイホイ引っかかっちゃうって、その手の人達がそういう層をただただ搾取するだけなんでしょうかね。昔は「幸運のネックレス」をつけると札束で埋め尽くされた浴槽で女と戯れることができるみたいな雑誌広告しかなかったんですけれども。いまはネットなのでねえ。

　さて今週の予想。福岡ソフトバンクホークスの甲斐捕手に読売が５年１５億円を提示、が一番人気。阪神タイガースの大山選手に西武が４年８億円を提示、が二番人気。読売の菅野投手がダイヤモンドバックスと１年２億円で契約、が単枠指定。