都知事選、蓮舫が立候補したことがミソジニーや排他性に火をつけたのか、すさまじい負の情熱が火を吹いております。メディアも御用タレント総動員で事実かどうかなんてお構いなしに叩きに来てますね。余程表に出たら困ることがたくさんあるんですかね。

　この熱いネガキャン、というよりヘイトスピーチの数々を見ていると「日本人は何もしないためなら何でもする」という言葉を思い出します。現状に異議を申し立てられることが嫌で仕方ない。特に今回はヒステリーを誘発しやすい記号が多い人が異議を唱えているので言わずもがな。現職がこうした負の文化を象徴している人なので尚更目立ちます。

　気の毒なのは台湾。別に台湾そのものに親近感を抱いているわけではなく、中国に因縁をつけるためのカードに過ぎず、聞き分けのいい昔の植民地としての価値しか認められていないというのが露わになっております。案外昔と見方が変わってないのかも知れませんね。

　予想ですが、香港勢に期待しましょう。稼ぐアテがなければわざわざ東京まで来ません。たまには堅めに買ってもいいでしょう。

　いいなあ、東京都民は。だって蓮舫氏を無職にする機会を与えられたのですよ。うらやましいなあ。レンポウ氏（桜田元大臣風）は自民党のパーティー収入無申告還元問題からの流れで出馬を決められたようですが、都民の生活に影響がほぼない問題を全面に主張した出馬会見から鑑みるに、レンポウさんは政治屋ですね。野党ビジネスの申し子ですよ。大橋巨泉氏とともに『北野ファンクラブ』に出ている頃のレンポウ氏は面白かったですが、今では見た目以外の面白さがなくなりました。野党を長年勤め上げるとすっかりスポイルされるようです。あ、与党時代もありましたね。結果は全く出なかったですけれども。大橋巨泉氏も最後は国会議員となり辞める辞めないで騒ぎになりましたし、どんなに面白い方でも政治に関与すると面白くなくなりますね。

　それにしても岸田総理からアップル社にマイナンバーカードをiPhoneに搭載するようにお願いしたら、通るもんですね。マイナンバーカードは持ち歩かない前提なのに健康保険証として使うようになり紛失が怖かったので、便利になりそうです。それにしても顔写真がない健康保険証が身分証明書にもなり得るのって、結構危ない話ですよね。

　さて今週の予想。東京都知事選挙の政見放送でまた誰かがやらかす、が一番人気。東京都知事選挙であの輩の関係者がまた騒ぎ出す、が二番人気。ドブの中からパチンコ玉を探し出すような選挙を強いられる東京都民の悩みは深い、が単枠指定。