中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/千于干昂昴
阪神が日本シリーズに勝ちましたね。1985年以来38年ぶりだそうです。たった12チームの世界でも38年かかるんですから、勝つというのは難しいんだなと思い知らされます。 もっとも、これは驚くような数字ではないようで、今年ワールドシリーズで優勝したテキサス・レンジャーズは球団創立63年目にして初の優勝だそうです。競馬で言えばゲートが導入された年にチームが作られて以降ずっと優勝していなかったと言うんですから、これはもう難しいなんてものではないだろうし、ファンの喜びもひとしおでしょう。 今週の競馬に目を転じると、ライラックの調教師である相沢がGTを24年勝ってないそうです。約180人の調教師で年間24レースのGTがあるんだから、間に何度か勝ててもおかしくなさそうですが、やはりそんな簡単には行かないものなんでしょうね。 どこも勝つことが目的でやっている以上、単純な割り算が成立しないのは当たり前なのですが、やっぱり勝つってのは難しいんでしょうね。 では、馬券を当てることがこんなに難しかったっけと思い続ける僕の予想。混戦みたいだし、ここはライラックに勝ってもらいましょう。あとはまあそれなりに。 他局の番宣
最近のテレビでは、出演者のテロップに「大河出演俳優」とか「朝ドラ出演」との表示をよく見るようになった。民法のテレビ番組ですけれども。民放各局は「NHKは大きくやりすぎだ」とか「受信料で成り立っているのに肥大化している」とか総論で反対するのに、NHK出演パワーは容認しているのですよね。さもしいですよね。この時期になると民放番組はこぞって「◯◯さんが紅白歌合戦に初出場」だの言います。「今年の紅白歌合戦にはジャニーズ事務所所属タレントはゼロのようです」とか、それってニュースなのでしょうか。放送番組で言うことなのか。おちんちんおしゃぶりおじいさんのインパクトは世界的なものですけれども。 自分たちの視聴率を大きく押し下げるNHKの番組宣伝を民放各局が喜んで率先していますよね。もう民放テレビキー局は5局もいらないんじゃないんですかね。私としてはテレビ東京が残ってくれれば、それで十分ですけれども。 さて今週の予想。ジャニーズ事務所所属タレントが出てくると変な雰囲気になる番組づくりはまだまだ続く、が一番人気。代替としてCMに韓国系の団体がよく出てくる、がニ番人気。被害が大きすぎるので旧事務所による補償問題はやっぱり有耶無耶に、が単枠指定。 (鎌倉重明)
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第48回
京都でやるの、4年ぶりなのか
エリザベス女王杯
第48回 エリザベス女王杯(GT) 11月11日 京都競馬場 芝2200m
強く当たって後は流れで
今日は熊沢重文騎手の引退式。落馬事故から奇跡の復活を遂げたものの骨がくっつかずドクターストップでは致し方なし。 熊沢といえば、有馬記念で貰った副賞の車をわずか1〜2週間で栗東の土手から転落させたエピソードが強烈。落馬ならぬ車ごとの落車で5mほど落ちたのに本人は無傷。そんな強運の持ち主も今回ばかりは厳しかったらしい。 個人的な思い出だと、10年くらい前、京都駅の新幹線ホームで新幹線を待つ熊沢の前を通り過ぎて、「あれ?どこかで見たことある人」と思ってバっと振り返って見たら向こうもビックリした顔でこちらを見てきて気まずかったのが忘れられない。 あ、あと学生時代に熊沢に顔がそっくりな女子生徒がいたので勝手に“熊沢しげふみこ”って名前を付けた話とか…、ってもう熊沢関係ないやんけ。 そんなこんなで30年近く楽しませてもらった熊沢の引退を惜しむ青汁注射の予想。 ブレイディヴェーグに乗るためにルメールが降りたハーパーに乗るために川田が降りたアートハウス。3月の中山牝馬S以来だがここまで勝ちと負けを交互に繰り返し、今回は勝つ順番。骨折明けだが、出る以上は骨はくっついているはず。 (青汁注射)
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