ジャニーズ事務所にお世話になってきた各テレビ局が創業者による性加害事件をなんとか報道しないように努めている中、スマイルカンパニーという会社に所属していた松尾氏がジャニーズ事務所に意見したところ契約解除になったことが本人に暴露されて、一大事になりましたね。テレビ各局は歌舞伎役者による尊属殺人や俳優のＷ不倫事件を精一杯報道してジャニーズ事務所における性加害事件を希釈しようとしているのですが、次から次へと燃料投下されるのですから加害者がしでかしたことは凄まじいですね。とうとうポップス界の大物の山下達郎氏にまで延焼しました。

　性加害者を擁護する自由がありますので、山下達郎氏があのような立場を表明することは結構ですが、今後は彼の音楽を採用する企業や商品に向けられる視線は厳しくなると思います。商業音楽の担い手としては愚策だったと思います。これがベートーベンやモーツァルトであれば見過ごされたのかもしれません。

　まあいいや。さて今週の予想。各テレビ局は引き続き性加害事件の沈静化を目指す、が一番人気。「これでもか」というくらいの告発が続出、がニ番人気。あの事務所に所属しているタレントを見るたびに「しゃぶられたり挿れられたりしていたのかなあ」と想起してしまう、が単枠指定。

　いやあ、ジャニーズが止まりませんねえ。

　主役はもちろん死してなおジャニー喜多川。最近出てきたもので大きな話題といえば、現在78歳の服部良次氏が8歳の時にやったというのだからもう言葉がありません。シャレにならないとか笑えないというのはこういう時のために使う言葉なんでしょうね。

　ジャニーズ事務所の設立は1964年だそうですが、こちらは1953年に既に始まっていたことになります。何より8歳なんてもう少年と呼ぶのも微妙じゃないですか。ここまで来ると単なる同性愛では片付けられないものがあったんでしょうね。

　生前好き放題掘ったり掘らせたりしていた過去が一気に掘り返される現状を本人は泉下でどう思って見ているのでしょうか。「ジャニーズ百科事典」なるサイトにいろいろ書いてあるので、気になる方は見てみても良いかと思います。

　まあいいや、予想しましょう。牝馬どころか当歳の牡にしか興味のない馬でもいれば買っても良いのですが、そこまではわからないので、多少の波乱を期待して穴狙いで。