さて、今週は凱旋門賞です。このレースと日本競馬ってのは何とも面白い関係のように見えます。スピードシンボリの出走以降自然と「外国の大レース＝凱旋門賞」の形が出来上がっているような。

　僕らもその影響を受けていると思います。本場を志向するなら「目指せブリーダーズカップ」「目指せエプソムダービー」でも十分なはずなのに、なぜか言葉としてしっくり来ない。やっぱり「凱旋門賞」があった方が良いように感じてしまいます。

　この努力が日本の競馬のレベルを上げた反面、なんで凱旋門賞ばっかりなんだろうという疑問がなかなか消えません。スピードシンボリだって凱旋門賞だけに出たわけではないし、案外この「凱旋門賞熱」はちょっとした風の吹き回しでできたのではないか、というふうに思うこともあります。

　まあいいや、予想しましょう。案外今年あたりは何とかなりそうな気がするんですけどねえ。もし阪神に変更されたら自信を持ってタイトルホルダーから買えるのですが。

　最近、有名人がよく亡くなります。三遊亭楽太郎だった三遊亭圓楽氏が昨日亡くなったとの報道あり。さきほどアントニオ猪木氏がなくなったとの報道あり。昔よくテレビで観ていた方が亡くなるとしんみりします。合掌。

　日本では毎日約４千人が亡くなっておりますので、見知った方が亡くなることはやむを得ないのですがそれでも寂しいです。そのうち非電波・非紙のメディアの影響がこれまで以上に高まりますので「誰それ」みたいな訃報も多くなるでしょうね。それにしてもどなたかの訃報に際してヤフコメとかツイッターで「誰だが知りませんけどご冥福をお祈りします」的なコメントしている輩がおりますが、そいつらはバカなんでしょうね。知らなければスルーすればよいのに。

　さて今週の予想。紅白歌合戦の出場者予想でおじさんメディアだけが盛り上がる、が一番人気。紅白歌合戦の出場者報道を民放各局がこぞってやってくれる、がニ番人気。ＮＨＫがＰＣ・スマホ視聴にも受信料を取る方針となりデジタル税が導入、が単枠指定。競馬のほうは牝馬でしょうか。凱旋門賞は一頭くらいは日本馬が勝つかもしれません。元調教師の白井氏が血統解説をやっている東スポ競馬、面白いです。