中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/青汁注射
函館記念と言えばサッカーボーイの1:57.8ですね。今でも十分速いと感じられるタイムなのに、これが出たのは88年。あれから33年、今年はどうでしょうか。 サッカーと言えば、仏サッカー選手が日本人差別発言をしていたと話題になってましたね。滞在したホテルでテレビゲームをやりたくて機器セッティングしてもらうために呼んだスタッフに対して「どんな後進国の言葉なんだ」「お前の国は技術的に進んでいるんじゃないのか」とか。いや、やろうとしているゲーム、あんたらの言う後進国・日本の企業が作ったものだけど? 人種差別と言えば大坂なおみ。件の日本人差別発言は完全スルーしておいて、別のサッカー関連の黒人差別には速攻で抗議。なぜ日本国籍を選択したのやら。結局この人、五輪に出るの? 五輪と言えばコンドーム。88年ソウル五輪以来ずっと開催期間中に行われてきた選手へのコンドーム配布が、今回は帰国時の記念品として配布する方式になったようです。0.01ミリ分だけ密を避けた国際交流にオカモトやサガミがお役に立てないのは残念ですが、選手村ではなく自国でご活用ください。 さて予想。ハート様が葵Sに続いて今度はグレード付きの重賞を勝つ。サトノ軍団と言えば、サトノケンシロウっていたなぁ。ひでぶ。 たまには背伸びを
水曜日に大井でジャパンダートダービーが行われました。今年も無難に中央勢が上位を占めるものと思っていたら、勝ったのはなんと船橋のキャッスルトップ。 確かに三連勝中の上がり馬でしたが、前走はB3の特別。加えて大井も2000mも初で、繰り上がりで出走権が回って来たときも、調教師は条件戦を使うか迷っていたんだそうです。 騎手の仲野光馬(かずま)はこれがデビュー8年目、通算45勝目で初の重賞勝ち。大井で乗ること自体が少なく(前回は19年10月)、重賞で見るのはごく稀。陣営は距離さえクリアできればそれなりにやれると考えていたようですが、交流GTでこの馬から買うことはできません。単勝129倍はちょっと低いとさえ感じてしまいます。 去年のエメリミットと山口達弥といい、南関東はたまにこういう大物食いがありますね。この後今回の人馬がどうなるかはわかりませんが、これを機会に化けると面白いのですが。 では予想。オリンピックでは選手村のベッドがセックスに適していないことに激怒した選手たちがボイコットを乱発して今大会は全てノーコンテストになると見ています。 (西ノ海嘉治郎)
|
第57回
参加することに意義があるかどうかはわからない
函館記念
第57回 函館記念(GV) 7月18日 函館競馬場 芝2000m
問題のすり替え
大相撲という興行の世界では、辛酸を嘗めまくった照ノ富士さんが名古屋場所で初日から13連勝で横綱昇進をほぼ決めた。「満身創痍」という言葉は彼のためにあるのではないか、というくらい怪我が多く糖尿病も患っているので、さぞかし大変だと思うが、照国と旭富士から名をとっただけはある素質の高さがようやく本格化した、ということだろうか。 それにしても横綱・白鵬は休み明けで強い。年2場所なら圧勝と思っていたが、今場所は休み明けで肌ツヤもよく仕上がり万全。TOKYO2020での土俵入りができずに目標を失い落胆したと思ったが、そうでもないらしい。 千秋楽は全勝対決、と簡単な予想をさておき、結びの一番では白鵬が照ノ富士が痛めている膝を目掛けて突進し照ノ富士が負傷、という絵が浮かぶが、照ノ富士は先に白鵬のつま先を踏み白鵬がけが、そして引退、のストーリでいかがか。まあいいや。 さて今週の予想。コロナ感染者数はどんどん増えるが重症者は減る、が一番人気。それでは煽れないので50代以下の重症者が増えたとマスコミが騒ぐ、が二番人気。開会式でザワザワするような演出がされ、五輪批判の的が絞れなくなる、が単枠指定。選手に幸あれ。 (鎌倉重明)
|