中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎
最近、netkeibaデータベースのクラシックなるものをよく見ています。1956年-85年までの人馬の成績が全て入力されており、重賞どころか未勝利、アラブ障害、繋駕速歩の結果まで見ることができます。 興味深い情報がたくさんあるのですが、個人的に驚いたのはゲート導入初期の阪神競馬。たまに平地の条件戦でとんでもない多頭数のレースを組んでおり、昭和37年の末には4歳以上1勝馬クラスの1600mで29頭立てのレースをやっておりました。特別レースを差し置いて準メインになっていたので、呼び物として遅い時間帯に組まれていたのかなどと考えて楽しんでいます。 ただし、結構いいかげんなところがあり、勝負服や厩舎の変更に対応しきれてなかったたり、何を参考にしたのかわからないようなとんでもない人名の混同があったり、JRAのサイトにある記録とオッズが違ったりするので注意が必要です。データベースとしては決定的な問題のような気もしないではありませんが、それでも見られるメリットにはかないません。 では予想。最近話題のウマ娘で期間限定で実写の安田伊左衛門カード(もちろん女性の声)が投入されて大混乱が起きると見ています。あとはまあ、可もなく不可もなく。 その道の専門家
世間的には「コロナブーム」がなかなか飽きられずにここまで来ていますが、私はさすがに食傷気味です。家にいてテレビを見ない限りはコロナのことも忘れてしまうような生活になっています。ワクチン接種で大企業だけずるい、とか意味がわからない批判を新聞で見ると、特定ファン層だけに訴えていれば商売できるってすごい仕組みを作ったものだと感心しています。こういうのを私は『野党ビジネス』と呼んでいます。 打てる人から素早く打っていく=集団免疫の獲得、というわかりやすい政策に対しても「ずるい」「私はまだなのに」「努力しなくても報われたい」「清宮は2軍で練習しろ」とか恨み言ばかりが大きな声で聞こえてきます。文句を言っているうちは痛みを忘れるのであれば、そういう病だから放っておくしかないですね。 さて今週の予想。ワクチン接種した方が1千万人を突破したものの話題にならず、が一番人気。他人を羨んでも自分は幸せになれないという心理に辿り着く人があまりいない、が二番人気。星野仙一氏が中日ドラゴンズ監督時代に暴力を振るっていたことを定期的に思い出したい、が単枠指定。死んだら美化できるものではないですよ。 (鎌倉重明) |
第71回
もう新馬戦が始まってるんだもんなあ 安田記念
第71回 安田記念(GT) 6月6日 東京競馬場 芝1600m
強く当たって後は流れで
いやー、大坂なおみが酷い。記者会見を拒否して非難されたら鬱病を理由に全仏棄権。日本のメディアは鬱病カワイソス的な論調なんですかね。少なくとも大坂擁護っぽいですね。 一方海外メディアはまともなようで。とある伊紙は「撤退を急いだような決定には不明瞭な点が多い」「鬱病だったら何故最初からそれを言わないのか?」と至極もっともな指摘。 会見でテニスに関係ないことばかり聞いてくる記者に文句あるのは共感できるが、テニスに無関係な主張を記したアイテムを装着して試合に臨んでいた大坂自身が言える立場かと。もはやテニスがめっちゃ上手い活動家。 不眠症で休場した北の富士に似てるのかと一瞬考えもしたが、難癖質疑で時間と税金を浪費し、あまつさえ審議拒否で国会をサボる立民議員に似てるんだなと思い直した青汁注射の予想。 ちなみに立民が今度の都議選で東京五輪中止を公約にしたそうですが、当選者の任期開始日は五輪開幕日。どうやって公約を果たすのか。果たせない公約を打ち出すとか笑いをとりたいのか。でなければ有権者を愚弄しているとしか…。 本命はカラテ。前走・東京新聞杯まで3連勝中。連勝は止まるまで買えの格言に乗ってみる。このカラテにカテドラル、カデナの似た名前のトリオで。 (青汁注射)
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