中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎
さあ、中山GJウイークがやって来ました。注目はやはりオジュウチョウサンとメイショウダッサイ。さすがに今回はメイショウダッサイ優位と言っても良さそうです。もっとも、今回は劣勢が伝えられるオジュウチョウサンですが、5連覇中の現在10歳でこの状況にいることを考えれば、仮に負けたとしても化け物ぶりは十分理解できるというもの。 最初にGJを勝ったのははや5年前。この時はサナシオンの2番人気。むしろこのサナシオンの方が日本の障害レースを変えられる馬ではないかとも言われていました。その前週の桜花賞はジュエラーという馬が勝ってたんだそうです。本当かなこれ。いくつかの有力なサイトが一斉に嘘をついたら確実に引っかかるくらい覚えていません。 アップトゥデイトを突き放してからはしばらく安泰でしたが、ようやく手強い敵が出てきましたね。もっともメイショウダッサイも既に8歳なので、仮にここで勝ったとしても長期政権にはならなさそうですが。 予想は比較的若いメイショウダッサイかなあ。どうでもいいけど、初期にメイショウダッサイの主戦だった義英真のツイッターがちょっと不安になる面もあるけど結構面白かったので、気が向いた方は見てみるのも良いかも知れません。 皐月みどり
とある皇族関係者と婚約されている方の金銭問題が盛んに取り上げられている。釈明文書が出されるものの、ツッコミどころが多いらしく、燃料投下したも同然らしい。日本国憲法では婚姻は両性の合意にのみ基づく、と定められているが、お相手が皇族だとそうもいかないらしい。よりによって、将来陛下になられる可能性が大いにある方の義理の兄になる方の身辺は、徹底的に洗われるということもよくわかる。相当な覚悟と相当な潔癖性を併せ持たないとならないのだろう。 今回の件で一番うなづいてしまったのは、普段はひどい内容ばかりのヤフコメにあった「育ちが悪い人は皇族と結婚しちゃダメ」というパワーワード。その一言で片付いてしまった。 皇族関連の話題がワイドショーで雑に扱われるようになったのは良いことなのか悪いことなのかよくわからないが、みんな暇ということなんだろう。 まあいいや。今週の予想。東京五輪は無観客・無選手にて開催、が一番人気。橋本聖子委員長が選手時代のスケート全身タイツで聖火点灯、が二番人気。隈研吾氏設計の観客が少なく見えない座席デザインがここで役立つ、が単枠指定。競馬は牡馬が勝つでしょう。 (鎌倉重明)
|
第81回
グランドジャンプの過去5年成績、コピペみたい 皐 月 賞
第81回 皐月賞(GT) 4月18日 中山競馬場 芝2000m
強く当たって後は流れで
仕事が終わってスーパーで買い物をした帰り道のことです。夜道の交差点で信号待ちをしておりました。車通りのほぼ無い車道を何かの影が近づいてきます。自動車にしては遅い、けど自転車にしては速い。何だろうと思った次の瞬間、小さな光を見た私は驚いて声に出してしまいました。 「ハゲたおっさんだっ!」 自転車を目いっぱい漕いでるおっさんがこちらに迫ってくるのです。暗い中を無灯火で。おっさんはいわゆる落ち武者ハゲで、側頭部の頭髪をぶるんぶるん振り回し、露出した頭頂部を照らしながら必死の形相で自転車を漕いで迫ってくるんです。私が見た小さな光は彼の輝く頭頂部でした。 恐怖を感じる暇も無い私に脇目も振らず、おっさんは殆ど減速せずに左折して車道から歩道へと進路を変えてどこかへと去っていきました。 その一瞬の出来事が過ぎ去って静まり返った交差点で、何故か私の中で変な一句が出来上がりました。 「薄毛の子 そこの毛どこの毛 落ち武者通る」 皆さん、夜道ではライトを付けて、速度を守って安全運転しましょう。 さて予想。本命はオジュウチョウサン。前走でついに連勝が途切れたが絶対王者は揺るがない。5度あることは6度ある。6連覇を見せてもらいたい。 (青汁注射)
|