中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎
「競馬に絶対はない」という格言をよく目にします。 この言葉に立ち向かうことができる馬は数十年に一頭いるかどうかです。例えば、シンボリルドルフの調教師である野平祐二は「競馬に絶対はない。だがシンボリルドルフには絶対がある」と言ったそうです。しかしこの言葉、秋の天皇賞に負けた後に出たものだそうで、結果的には本人の気持ちとは裏腹に、競馬に絶対がないことをわかりやすく証明しております。 他にもこの域に近づいた馬は何頭かいますが、今日はオジュウチョウサンの話。さすがに有馬は厳しかったですが、障害ならばこの馬もグランドマーチスやバローネターフあたりと比較できるような次元にいると言っていいでしょう。単勝は良くて1.1倍、元返しも十分あり得る状態です。久々にこの格言に疑問を呈することができる馬を見ている気がします。 ところで、僕は大障害やグランドジャンプの時期になる度に、このコースは突然信じられないような荒れ方をすることがあるから油断するなと言い続けているのですが、なかなかその時が来ません。だからといって根負けして「オジュウチョウサンは絶対です」なんて予想したら、途端にこの格言を突きつけられそうなんで何ともいやな感じです。「切ると来る」の応用編みたいなものでしょうか。 では予想。グランドジャンプは極端な張り方がいいかも知れません。オジュウチョウサンは勝つか惨敗と見て、人気どころ1、2頭に流すか、オジュウチョウサンを完全にいないものとして大穴狙いで手広く買うか。やっぱり絶対ってないんですよ。 強く当たって後は流れで
トランプ大統領が来日ついでに来月の大相撲夏場所を観戦するかも、と報道されましたね。正面1〜3列の升席を希望してるそうで、遠慮の無さが却って清々しい。 もっとも警備のほうは大変でしょうね。何せ国技館は360度遮るものが無いから撃たれたい放題だし、入場するにあたって手荷物検査なんかも無いし。 とはいえ、せっかく来てもらうのだから大いに楽しんでいただきたい。そこで提案。大統領の周辺を力士で取り囲んで警備させればいいんじゃないでしょうか。力士という肉の壁でガード。大統領も力士を間近に観戦できるし、一石二鳥でしょ? さて予想。本命はオジュウチョウサン。カラジを超える4連覇はもはや義務。2着争いは馬券的にミヤジタイガに期待。 (青汁注射)
|
第79回
高峰秀子の持ち馬とか出てません?
皐 月 賞
第79回 皐月賞(GT) 4月13日 中山競馬場 芝2000m
サグラダファミリア
昨夜、透明な液体を体内に大量注入してしまい、具合が悪いです。あの液体は誰にも勧められていないのに自分自身で勝手に注入してしまうのですよね。不思議ですね、あの液体は。ぐいぐい注入してしまうのですよ。あの液体を考えた人はノーベルアルコール賞を差し上げたいと思います。でも副作用が大きくて、今朝は本当に具合が悪くて。 さて五輪担当大臣が辞任というか更迭されたようで。失言は非難されても致し方がないものの、言い間違いをあんなに叩かなくても。みんな言い間違えをしないのでしょうか。石巻市は「いしまきし」って間違ってしまう方もそれなりにいらっしゃるのではないでしょうか。石巻ゆうすけアナウンサーのことをいしのまきゆうすけアナウンサーと言う人はいないでしょうけど。「いしのまきさん、ゲートリポートお願いします」と杉本清さんがボケたことがあったような。石巻アナウンサーはお元気でしょうか。 さて競馬予想。オジュウチョウサンが一強で仕方がないけど、城南電機の宮路社長から1字もらったミヤジタイガーの奮起に期待。高田の潤ちゃんの一発にも期待。でも、まあ、一番人気が強いでしょうね。中1週で天皇賞にも出てほしい。皐月賞はよくわかりません。 (鎌倉重明)
|