中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/青汁注射
春ですね。世間の人々は花見だ新元号だと浮かれますな。少年少女たちに至っては春休みなんですね。そりゃ浮かれますねぇ。こちとら社会人はせっせと労働に勤しんでいるわけですよ。貴重な休みの日はだらだら寝ていたいんですよ。 ところが先日、春休みのガキんちょどもが大声で歌いながらウチの近くを通っていったんですが、そのせいで睡眠を妨げられまして…。その歌というのが、 「サル♪ ゴリラ、チンパンジー♪」 いくら春で浮かれているからって、公共の道路を徒党を組んで歩きながら歌う歌がそれ? しばらくエンドレスループで脳内再生されて寝られなくなったじゃないか。勘弁してくれ…。 っていうか、子供の頃に聞いたあの歌をこの歳になって聞くとは思わなかった。何の意味も無い歌詞なのに、なんでいまだに歌い継がれてんの? 年代とか地域とか関係なく歌われてんの? だとしたら『ボギー大佐』にこの歌詞を付けた人、凄すぎ…。 さて、サルが予想したほうが当たるんじゃないか、というくらい当たらない青汁注射の予想をば。 ◎はシゲルピンクダイヤ。ここ2年は当てはまってないものの桜花賞はチューリップ賞組から選ぶのが鉄則。勝ち馬は選んでも面白みが無いので2着馬を選んでみる。93年最優秀アラブ・シゲルホームラン以来、活躍馬を聞かないシゲルの馬がそろそろG1を勝ってもいいんじゃないか。 金襴緞子
花粉が飛んでいます。猛烈に飛んでいます。目には見えないけど飛んでいます。生物の活動なので人間ごときが文句を言っても仕方がないのだが、困るんです。鼻や喉がかゆいんです。あんなに飛ばすことないと思いますけど。樹木も生きるためにやっていることなので責められませんけど、ここまですごいと何かの仕返しなのかと。花粉が少ないスギを作っているとか聞きますけど、植え替える時間を考えると、アレルギー対策薬を作った方が早そうですよね。そもそも日本でスギを育成して木材にする需要があるのか。治山のこともあるので軽々には言えないけど。 さて今週の予想。「大物逮捕」と言われ続けるけど実際には逮捕されない、が一番人気。オリックスバファローズの西村監督が早くも休養へ、が二番人気。オリックスのあのオーナーが存命中は優勝できない、が単枠指定。メインレースは若い牝馬が頑張ると思う。 (鎌倉重明)
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第79回
平成のうちに平成生まれの優勝騎手誕生なるか 桜 花 賞
第79回 桜花賞 (GT) 4月7日 阪神競馬場 芝1600m
日本起源説
元号が変わりましたね。僕の場合、心のどこかでか行音で始まるものと思い込んでいたのか、「令和」と聞いてちょっと意外な感じがしました。まあそのうち慣れるんでしょうけど。 ところでこの言葉、公式発表では万葉集から引っ張って来たと言っておりますが、その万葉集の文自体に典拠があるんですね。そしてこういう場合はそのことを書かないとダメだというのは大学2年生くらいで教わることのはずなのですが、調べるのが面倒だったのか、別件で忙しくてそれどころじゃなかったのか、何も触れてませんでした。有識者懇談会でも特に問題にされなかったと言いますし、懇談会の写真に写っていたのは実は蝋人形や剥製だったのかも知れません。 そういえば昔のアラブにテンプラなんて言葉があったなと思い出しながら桜花賞の予想。今年はレース間隔が空いた馬の取捨選択が難しい感じがします。困ったときのサイン馬券で「レイワウオッカ」みたいなサインが鞍つけて走るようなのがいてくれると楽なのですが。 (西ノ海嘉治郎)
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