中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎
いやあ、ピエール瀧がコカインで捕まりましたねえ。最近こういう名前はいろいろ大変そうですね。野球の名門だったピーエル学園なんて今じゃ学校や教団そのものが大変だとかいうし。 ところでこのピエール瀧さん、20年くらい前からコカインをやっていたそうですね。これは由々しき事態であります。 何がよろしくないって、まず20年使ってもとりあえず生きてはいけることがわかってしまったことですよ。もちろん体に良いわけはないのですが、禁止薬物の中にも軽重が、厳密に言えば軽重のうちの「軽」があることが知られてしまいました。 そしてもう一つ、20年捕まらないってどうなんでしょうね。毎日のように薬物関係のニュースがあるくらいですから、警察だって日々対策を練っているはず。それでも売人連中は顧客のニーズを的確に汲みながら、時勢の変化に柔軟に対応した販路を構築し且つ維持しているんですから、まあよくやるわと思います。中毒になるのは使う側だけではないのかも知れませんね。 では、ピエール瀧の名前以外何も知らず、逮捕されて初めてこの人が「電気グルーヴ」なる組織の一員であることを知った僕の予想。競馬界でクスリと言えば田原成貴。その田原と付き合いがあった人の持ち馬であるセイウンコウセイあたりが面白いんじゃないでしょうか。勝負どころはレース後の薬物検査。 名種牡馬・ワジマ
大相撲は土俵外のほうが面白いと再認識している。元・貴乃花の親兄弟とのやりとりや妻子との関係性は面白いし、元・貴闘力と元・琴富士のゴタゴタは大変興味深い。部屋で兄弟子が弟子をしばくとか、行司が若い男の子に手を出すとか、元・把瑠都が母国で議員になったりとか。土俵の上よりも外のほうが良いネタの宝庫だ。 それにしても琴富士が貴闘力に振り回されているという件は、テレビ番組の書き起こし内容だけ見ても、見逃して損した気分。そういえば、貴乃花の親兄弟との和解の話につれて出生の秘密とか出てくると思ったけど、なんか肩透かし。 さて今週の予想。今週G1あるんだ、と今さっき気がついた、が一番人気。来週にはプロ野球が開幕だ、と今さっき気がついた、が二番人気。イチローの引退が思っていたより寂しい、が単枠指定。それにしてもドクターコパがおじいちゃんになっていて驚いた。 (鎌倉重明)
中山11R 第26回マーチS
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第49回
「死んだ種牡馬の子は走る」とはいいますが…
高松宮記念
第49回 高松宮記念(GT) 3月24日 中京競馬場 芝1200m
強く当たって後は流れで
「本業は無職」と言っていた人がコカイン使用でタイーホされて本当に無職になった件、色々と大騒ぎになりましたね。 私としては、5月に公開予定の映画『居眠り磐根』が公開中止や延期になるのでは、と心配させられましたが、撮り直し、差し替えを行い予定通り公開すると発表があって安堵しました。スタッフの皆さん、えらい大変なんでしょうなぁ。 一方、4月に公開予定だった別の映画は、差し替えする時間が無いのでそのまま公開するようで…。そして当然のように出てくる反対の声。 この手のタイーホ報道があると、作品に罪は無い、いや作品も同罪だ、という毎度の議論。何が正解かは正直判りません。 でも、とりあえず公開しちゃえばいいんじゃないでしょうか、「ピエール瀧の遺作」と銘打って。だって、芸能人としては死んだでしょ、流石に。だったら遺作ですよ。“作品に罪は無い派”の中には「最後だから見ておこう」って人もいるだろうし、“罪は有る派”も「死人なら仕方ない」となりそうだし。まぁ無慈悲に死人に鞭打つ人もいるかもしれませんけど。 さて、クスリでおかしくなったっぽい人に地下鉄の車内で襲われかけたことのある青汁注射の予想。 優勝はパがなんやかんやでソフトバンク、セがそろそろ横浜。 (青汁注射)
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