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4Kとか8Kとか言われても、テレビは映れば十分
中央競馬専門紙
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楡馬
本紙/鎌倉重明

 毎年この時期になるとプロ野球の移籍選手の成績予想を行っている。昨年は読売に移籍した野上投手の予想は「8勝13敗、防御率3.85」。今季の実績は「4勝4敗、防御率4.08」。もっとひどいじゃないか。ヤクルトを最下位予想したことは素直に謝る。セシフィック・リーグは戦力差が少ないから順位予想は難しい。

 それにしても今オフも読売の補強は凄まじい。丸選手に炭谷選手、不良債権と東京ドームで野次られ続けていた中島選手とこれでもかと。そのうちソフトバンクの工藤監督を引き抜くのではないか。それでも来季は3位でしょうけど。

 さて今週の予想。オリックスを自由契約になった金子投手の私服がいつもどおり、が一番人気。炭谷選手は85試合、.157、10打点と大活躍。中島宏之選手はキャンプイン目前で肉離れ、が単枠指定。競馬の方は初心に戻って外国馬。それにしても元貴乃花親方は面白い。

たまには国際レースっぽい話でも

 さて、今週はチャンピオンズカップでございます。ジャパンカップダートからこの毒にも薬にもならない名前に変わって5年目、その名に恥じない人畜無害な位置に定着しつつある感じですね。

 そして今回、恥ずかしながら枠順が決まって初めて外国馬が遠征に来ていることを知りました。ジャパンカップダートの目論見が事実上失敗に終わり、看板から国際色が消えてしまったため、外国馬が来るなんて思ってもおりませんでした。よくこのレースに気づいてくれたものです。

 この掴みどころのないレースに申し訳程度の国際色をもたらす馬の名はパヴェル。冷やかしでやってきたのかと思いきや少し違うようで、今年になってから向こうのGTを一つ勝っており、前走はBCクラシックで10着。鞍上のマリオ・グティエレスは日本での知名度はないものの、よく見たらケンタッキーダービーを2勝しております。そして2勝ともこのパヴェルの勝負服で挙げているあたりを見ると、このオーナーの主戦騎手を務めているようです。もちろん、日本のダートの適性はやってみないとわかりませんが、人馬を見る限りそれなりに勝つ気はあるように思われます。

 では予想。ここまで書いたので、せっかくだからこのパヴェルを本命にしましょうか。あとはダートに乗った回数の多そうな騎手に適当に流せばいいのではないでしょうか。

(西ノ海嘉治郎)
第19回 昔の名前のレースではアドマイヤドンが負け続けました
Champions Cup
通巻301号 平成30年12月1日 楡馬どっとこむ 代 表/西ノ海嘉治郎
編 集/鎌 倉 重 明
第19回 チャンピオンズC(GT) 12月2日 中京競馬場 ダート1800m
国際競走とは何かを問うレース
枠番馬番馬名性齢斤量騎手
1 1アンジュデジール牝455横山典
2 2ルヴァンスレーヴ牡356Mデム
3パヴェル牡457グティ
3 4アポロケンタッキー牡657小牧
5ノンコノユメセ657内田
4 6アスカノロマン牡757太宰
7サンライズノヴァ牡457戸崎
5 8ケイティブレイブ牡557福永
9サンライズソア牡457モレイ
6 10センチュリオン牡657吉田隼
11オメガパフューム牡356Cデム
7 12ウェスタールンドセ657藤岡佑
13ミツバ牡657松山
8 14ヒラボクラターシュ牡356四位
15インカンテーション牡857三浦






西

強く当たって後は流れで

 先日の朝の時間帯、くだらない番組だらけで観るに堪えずチャンネルをコロコロと替えておりました。すると、コンドーム夏目こと夏目三久の番組に切り替わったところで、カニカマについてコメントを求められる真中満、という非常にシュールな映像を見る機会を得ました。

 監督就任1年目でヤクルトをリーグ優勝に導いた人が、平日の朝に情報番組でカニカマについてコメントを求められる。一体どう転んだらこういうことになってしまうのか。

 やはり2015年のドラフト会議が全てでしょうか。ハズレくじを当たりと勘違いしてガッツポーズした、あの事件がこの人の人生を狂わせたのではないかと。翌2016年は5位転落、2017年シーズン途中で監督辞任、2018年テレビでカニカマについてコメントを求められる。

 ちょっとしたことで人生ってどう転ぶか分からないので、皆さんも気を付けてまいりましょう。

 さて、最近の本物っぽいカニカマは凄いと思っている青汁注射の予想。

 本命はパヴェル。訳の分からない外国馬はとりあえず本命。事実上の本命はアンジュデジール。内ラチぴったりの経済コースから直線抜け出す競馬が出来れば何とか勝機はありそう。

(青汁注射)