似たような人が同時に辞めてしまいましたねえ。巨人の高橋由伸と阪神の金本知憲。何かと共通点が多いように思えます。現役時代は文句なしのスター選手が当時の背番号のまま監督になり、良い結果が出せずに今回の任期が終了。親会社やフロントまで巻き込んだ騒ぎになっているところまで似ております。

　結局のところ結果の世界なんでしょう。結果さえ出れば二人ともこのようなことにはならなかったはず。現役時代のスター選手が監督でも結果を出せば、何万人のファンが後ろ盾につくことになるし、フロントどころかオーナーとて簡単にはケチをつけられないでしょう。しかし、阪神の最下位って１７年ぶりだったんですね。事あるごとに弱いと言われていたから、もっと頻繁に最下位になっていたかと思っていましたが。

　後任に関しては若干状況が違うらしく、突然の本社介入でフロントごとめちゃくちゃになってそうな阪神に、もはや発表を待つだけの巨人。ここで気になったのは巨人の原復帰。これ、完全な既定路線だったんですかね。辞めるときに結構揉めたとか、その後も関係はあまり良くないなんて話を読んだ記憶があったのですが、そこまで大きな問題じゃなかったのかな。あるいは、巨人（もしくは原自身）が周りに余計なこと書くなとでも言ったのでしょうか。彼らがどうなろうと僕の生活は何一つ変わるわけじゃないのですが、ちょっと引っかかってしまいます。

　まあいいや、予想しましょう。原はここまで引っ張っておいてドラフト直前に巨人の監督就任を辞退、巨人のドラフトはプロ志望届を出した選手をあいうえお順で指名するとみた。

　元貴乃花親方は「貴乃花」として活動するのか「花田光司」として活動するのかよくわかりませんね。と思ったら今後は「花田光司」として活動するとご本人から報告があったようです。やはり大横綱でしたのでＮＨＫの大相撲解説に出て欲しいですけど、輪島さんのように大相撲解説はやらないのでしょうかね。

　さて日刊ゲンダイが執拗に元貴乃花親方を攻撃しているのを見ると、大相撲利権に群がる方々が花田光司氏を相当怖がっているように思えます。何か暴露されたら困るようなことでもあるのでしょうか。それはそうと日刊ゲンダイはなんであんなに陰湿な記事を書けるんでしょうかね。ひねくれたオジサンたちが病的になっている事に気がついていないようであまりに不憫に思う。まあいいや、日刊ゲンダイなんて買わないから。

　さて今週の予想。東北楽天の来季コーチ陣は全員が三木谷氏開発のAI、が一番人気。金足農業の吉田投手の１位指名は２球団、が二番人気。オリックスバファローズの新監督が地味すぎて誰だか思い出せない、が単枠指定。