中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/青汁注射
“引退”と記した報道を見て「何で“引退”なのか、退職か廃業の間違いでは?」と思いましたが、どうも意図的に“引退”としているようですね。 何を拘っているのか知りませんが、引退ならば、引退相撲を見せてくれると期待しております。 髷が無いから断髪式は無いでしょう。その分を、現役時代さながらのガチンコ相撲で補っては如何か? 取組相手は花田勝氏。現役当時は優勝決定戦でふがいない相撲になりましたが、今なら感情むき出しの白熱した相撲を見せてくれるはずです。 そういえば、協会を去った後の活動名はどうするのか気になります。やはり「貴乃花」を継続でしょうか。一代年寄なので誰に憚ることなく「貴乃花」の使用は可能でしょうし、何より花田を名乗る気が無いと思われます。様々な理由で。 さて、連敗競馬予想屋を引退しようにも協会が届けを受け付けてくれないので引退できずにいる青汁注射の予想。 訳の分からない香港馬はとりあえず本命。朝の調教の遅刻を繰り返しついに怒られて降ろされたという噂の菱田に代わってチャンスが巡ってきた藤岡佑介騎乗アレスバローズを対抗。 根が深い問題
貴乃花親方、すごいですね。驚きましたよ。血のなせる話と申しますか、なんといいますか。大横綱ですからお好きになさればよろしいと思いますけど。しかしこれで同期入門の3横綱がすべて廃業。ガチンコ勢力にとって生きづらいのですかね、大相撲の世界は。封建社会である日本相撲協会に綺麗事を求めるのは筋違いかと思いますけどね。それと何度も申しておりますが、大相撲は興行であり、スポーツではないので、都合の良いときだけスポーツのフリをするのはやめたほうが良いと思いますけど。 なお本件でつくづく残念なのは、広報部長の芝田山親方(元大乃国)について何も知らない輩が弱い横綱とか八百長が、とか言うこと。ウルフ全盛期にガチンコで臨んだ大横綱に対して失礼極まりない。7勝8敗の負け越しは奮闘の証ですよ。弟子をケーキで殴ったことは許してあげてください。 それにしても種違いで二人も横綱を生んだ名牝についてもう少し評価されるべきですよね。 さて今週の予想。契約最終年の夏から急激な打撃好調で契約延長が決まった中島宏之選手が来季の春キャンプで故障する、が一番人気かつ単枠指定。単勝元返しかもしれない。 (鎌倉重明)
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第52回
台風来るけど何か? スプリンターズS
第52回 スプリンターズS(GT) 9月30日 中山競馬場 芝1200m・外
的中の味
そうそう、予想が当たったんですよ。競馬?ご冗談を。NFLですよ。以前にこの記事で取り上げたブラウンズの連敗脱出が予想通り3戦目のジェッツ戦でした。ブラウンズは何と635日ぶりの勝利だったそうです。試合数が少なく、下部リーグ落ちがないというのはこういうときに怖さを発揮するものなんですね。 ところで、この当たった時の充実感というのが、実はとても久しぶりでした。このような、馬券と違って1円たりともこちらにお金が入ってこないものであっても、当たると嬉しいものですね。時期が来たら毎週のように予想を書いている人間がこれじゃあダメなのですが、それくらい的中というものから遠ざかってしまっています。 もっとも、的中の快感を得るための具体策を掴んだわけでもないので、結局いつもと同じように予想するしかありません。そういえば来週は凱旋門賞なんですよね。そこまで期待されていない今年こそと思わせておいて、エネイブルがあっさり勝ちそう。より確実性の高い予想としては、日本特有の凱旋門賞信仰はとりあえず一つ勝つまでは終わらないというところでしょうか。特に後者は自信があります。 (西ノ海嘉治郎)
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