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アメリカンフットボールがこういう形で脚光を浴びるとは
中央競馬専門紙
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楡馬
本紙/鎌倉重明

 昨年の今頃は「大相撲人気の回復と言われて久しい」なんて書き出しだったが、その後のモンゴル出身者によるリンチ事件や貴乃花親方の一連の「アレ」によって、最近はどうなんですかね。いまだに大相撲は人気あるのでしょうか。なお白鵬さんは定期的に休まないと力が出ないようですが、まだまだやれそうですね。今場所はそろそろ休場しそうですが。そういえば豪栄道さんはもうやる気が無いのでしょうか。稀勢の里に至っては見かけもしません。

 さて大学のアメリカンフットボールが騒がしいですね。日本大学アメフット部の対応の不味さが、日本大学そのものの存在を脅かすことになるとは、なんだか大変そうです。今は動画ですぐに事象が拡散されるし、本件は事件に飢えているワイドショーの餌となってしまいました。新しいネタができた今では山口メンバーの事件や森友学園、風船おじさんの話題はどうでも良いらしく、マスメディアの酷さがよくわかります。それにしても福岡県の荒れ放題の竹やぶも大変そうですね。

 さて今週の予想。大谷翔平さんに国民栄誉賞授与を検討、が一番人気。大谷翔平氏をものまねする「小谷翔平」が登場、が二番人気。千葉ロッテマリーンズの影に隠れている中日ドラゴンズの闇深さにそろそろ気がつく、が単枠指定。なおこの写真は、なんかやばい。

強く当たって後は流れで

 西城秀樹が亡くなりましたね。訃報を聞いて4曲ほどこの人の歌を聞きましたが、いま聞いても古くない感じです。最近の歌はよく知らないんですが。

 それにしても思い出されるのは何かのCMのキャッチコピー。「ヒデキ、間隙」でしたっけ? それとも「ヒデキ、観劇」だったかな。ちょっと強引ですよね。要は最後を“き”にすればいいんでしょ? だったら何でもいけそうですね。

 ハンマー投げに興じる西城秀樹「ヒデキ、投擲」。60歳を迎えた西城秀樹「ヒデキ、還暦」。もっともその時の本人は体調があれだったのでネタにしづらかったと思いますが…。他国からの輸入品に高い関税を掛ける西城秀樹「ヒデキ、保護貿易」。お亡くなりになった西城秀樹「ヒデキ、あの世逝き」。

 すいません、不謹慎なことを言ってみたかっただけです。お悔やみ申し上げます。

 さて、予想。『傷だらけのローラ』に引っ掛けてフローラS組かと思ったものの、フラワーCから直行のカンタービレ。馬名は音楽用語ということで、西城秀樹の訃報からの連想もあって。

(青汁注射)
第79回 藤田紀子氏に続く名牝を探そう
優駿牝馬
通巻286号 平成30年5月19日 楡馬どっとこむ 代 表/西ノ海嘉治郎
編 集/鎌 倉 重 明
第79回 優駿牝馬(GT) 5月20日 東京競馬場 芝2400m
ゼッケン1番は71年間勝利なしですが
枠番馬番馬名性齢斤量騎手
1 1リリーノーブル牝355川田
2ラッキーライラック牝355石橋
2 3マウレア牝355
4トーセンブレス牝355柴田善
3 5カンタービレ牝355田辺
6オールフォーラヴ牝355和田
4 7トーホウアルテミス牝355松若
8サトノワルキューレ牝355Mデム
5 9シスターフラッグ牝355岩田
10レッドサクヤ牝355福永
6 11パイオニアバイオ牝355北村宏
12サヤカチャン牝355松岡
7 13アーモンドアイ牝355Cルメ
14ランドネ牝355内田
15ウスベニノキミ牝355三浦
8 16ウインラナキラ牝355大野
17ロサグラウカ牝355戸崎
18オハナ牝355藤岡康






西

たとえ

 日大アメフト部の問題が収まる気配がありません。元となるプレーはひどいもので、相撲で言えば勝負がついて勝ち名乗りを受けている時に相手の顔を張るようなもの、ただの暴力と言われても仕方ない。

 もっとも、話が更に大きくなった原因は、当の監督が全く事実を説明せずに話を済まそうとしていることでしょう。この事後対応や雲隠れこそが部員を本気で失望させ、部を崩壊させるようにも見えます。

 最近どこかで似たような話があったと思ったら、日本の政府でした。上から指示をしておいて、いざとなったら「彼らが自分でやった」と知らんぷりをし、時間切れによる関心の薄まりを期待して詭弁で時間を稼ぐあの不誠実。内田監督も日大常務理事の権力を利用して同じように逃げ切りを画してそうですが、果たしてどうなるか。

 まあいいや、予想しましょうか。日大アメフト部からは退部者が続出し、更に2つに別れて新日大アメフト部と全日大アメフト部でもできるじゃないでしょうか。それにしても、ランドネのオーナーの「合同会社小林英一ホールディングス」って、もう少し気の利いた名前はなかったんですかね。

(西ノ海嘉治郎)