中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/鎌倉重明
理由はともあれ、怪我するまで他人を殴ってはいけません。しかし最近の報道は貴乃花親方の動きが変だということで責任転嫁が発生中。ビール瓶で殴らずとの報道も。その場に居合わせた人が結束したら真実はわかりません。 問題は相撲協会とマスコミ。相撲協会は過去のグタグタを忘れているし、従前より機能不全なのであきらめが付く。しかしマスコミは何だ。第一報まで各社知っていて報道せず、スポニチの報道後はこぞって「新事実」を報道している。アイスピックを持っていたとか、もう真偽が不明すぎる。 普通に見ればガチンコ勢力の貴乃花親方がこれを機に八百長世代の追い出しに動いているのだろうけど、守旧派は頑なでしょうね。あと、大相撲は娯楽でありスポーツではないので、これくらいの騒動は当たり前でしょうね。 あー、真面目に書いちゃった。篠崎愛のオッパイ揉みたい、と言って場を和ませたい。 さて今週の予想。清宮幸太郎選手は開幕5番ファーストで起用、中田翔選手はベンチスタート、に1,000ガバス。 強く当たって後は流れで
「これはえらいこと!これはえらいことになりました!」 1978年の日経新春杯でテンポイントが故障発生して競走中止する様子を、杉本清アナはこう実況しました。このフレーズ、そのまま大相撲に当てはまるような気がしています。 貴ノ岩への暴行発覚により現役横綱・日馬富士が途中休場し、警察の事情聴取を受けるという前代未聞の騒動。この状況が当時のテンポイントと似ているように思うのです。
特に、発生(発覚)時に「あ、これもうダメなヤツ…」と誰が見ても思う感じが、冒頭のフレーズにピッタリなんです。 杉本氏はその実況で「何とか無事に…」と語り、オーナーサイドもテンポイントの延命を図ったものの、最終的には安楽死の処分が採られました。果たして、日馬富士はどうなりますやら。 さて、先週の「九州場所は何だかんだで白鵬」という予想が現実味を帯びてきて少々困惑している青汁注射の予想。 マイルCSの本命はマルターズアポジー。徹底して逃げて、そのまま逃げ切ってもらいたい。っていうか、デムーロ、ルメールばっかりでいい加減に飽きた。何とか勝て、武士沢。 (青汁注射)
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第34回
どうせ外国人騎手の草刈り場 マイルチャンピオンシップ
第34回 マイルCS(GT) 11月19日 京都競馬場 芝1600m・外
雨に唄えば
秋のGTも後半に入りましたね。ここ数年はあまり印象に残らないレースが多かったのですが、今年はなかなか見応えのあるレースがあるように思えます。 何と言っても雨の菊花賞と天皇賞は単純に見ていて面白かった。特に菊花賞のタイムは3.18.9。昨年に比べて15秒6も遅い。ちなみ昭和13年に行われた第一回菊花賞は良馬場でタイムは3.16.0。勝ったのはテツモンという馬で、騎手は伊藤正徳の父である伊藤正四郎。まさかそれから79年後これより遅いタイムで決まるとは伊藤正四郎も考えなかったことでしょう。そもそも彼が79年先の競馬について思いを巡らせていたとも考えにくいですが。 あんな雨の中では乗っている方も大変そうだし、馬券も売れなくて困るでしょうけど、見る分には面白い。マイルチャンピオンシップだっていつものようにさっさと回ってくるよりは、1600なのになぜか坂の下りくらいでバテる馬が出まくる、ちょっと速い毎日王冠みたいな時計のレースがあってもいいんじゃないかと思います。雨降んねえかなあ。 まあいいや、予想しましょう。Week11のレイブンズ対パッカーズは、ロジャースがいないんだからそりゃレイブンズだろと言いたいところですが、こちらも大概不調。試合に慣れてきたハンドリーがレイブンズの守備を攻略できそうな気もします。 (西ノ海嘉治郎)
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