中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/鎌倉重明
大相撲人気の回復と言われて久しいですが、「なぜ親方になれる力士とそうでない力士がいるのか」という点だけ見ても大相撲は面白い。その辺は大相撲界の教科書である元高鐵山さんが執筆された本をご覧ください。 大相撲は楽しければよいので、品位とかジェンダーとかダイバーシティなどの議論を持ち込まないでほしいです。どうせ解決できないし。53連勝した大横綱と呼ばれた方の全盛期に比べたら力士たちも随分とおとなしいし。 今回大相撲について書きたくなった発端は「懸賞幕」。最近は面白い懸賞が多いです。昔は文字だけでしたけど今はイラストもある。「HIV検査を受けましょう」なんていう懸賞幕もあります。80〜90年代であれば関取が動揺して取り組みもままならなかったと思います。 まあいいや。さて今週の予想。白鵬さんが全勝優勝、が一番人気。ひとり円高ドル安こと高安さんが大関昇進、が二番人気。千葉ロッテマリーンズの影に隠れている中日ドラゴンズの闇深さにそろそろ気がつく、が単枠指定。 新聞さまざま
ニュースもネットで済ますようになってから結構長いですね。新聞をめくっていたころに比べて、良くも悪くもニュースの種類が増えた気がします。 中でも増えたのは芸能ネタでしょうか。顔どころか名前くらいしか知らなかった連中がどんな事故を起こしたとか、誰とセックスしたとか下世話極まりない話がニュースサイトのトップを飾っております。 しかし、そうしたもののおかげで、最近のことが少しだけわかるんですよね。昨年末には「PPAP」という言葉の存在を知り、今週はそれが何の略なのか知りました。Aがアップルである以外はもう順番とか曖昧になってますが。ちなみに最近よく見る名前の星野源の性別を今も知りません。 年齢みたいに直後に書いてくんねえかなあ。まあいいや。予想。アメリカと北朝鮮は、当分は動きそうで動かないまま行きそう。アメリカはそもそも海外に口を出している場合ではなさそうだし。ここは滅多に見られない大統領の弾劾ってのを見たいです。 (西ノ海嘉治郎)
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第78回
優秀な肌馬と聞くとなぜか藤田紀子氏を思い出してしまう
優駿牝馬
第78回 優駿牝馬(GT) 5月21日 東京競馬場 芝2400m
強く当たって後は流れで
武豊が今年でデビュー30周年だそうですよ。ってことは蛯名正義もそうなんですが、今回それは置いといて。 それで、阪急うめだ本店で『武豊展』ってのを17日から22日までやってるらしいんです。入場料800円。そんなに払ってまで行く奇特な人、いるんでしょうか。実は、愛知県知多郡武豊町が主催する物産展の間違いではないかと思っているんですが、違うんですか? っていうか、阪急だったら本当に展示会を催すべき偉大な競馬関係者が地元にいるじゃないか、と言いたい。兵庫県競馬が誇る競馬実況アナウンサー・吉田勝彦氏の展示会をやるべきですよ。氏を差し置いて武豊なんぞとは…。阪急は地元軽視の企業としか思えないですな。 さて、記事で「武豊」と書いたのは約3年ぶり5度目、オークス号では9年ぶり4度目の青汁注射の予想。 桜花賞組は来ない。きっと来ない。トライアル上位組や1800m以上で連対経験があるところが来る。何となく。そして今週もどうせ当たらない。それだけは当たると思う。 (青汁注射)
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