中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎
先日WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)がアメリカの優勝で終わりましたね。日本も健闘しましたが、アメリカ相手に準決勝敗退。とはいえ、着実に世代交代が進んでいるし、今後いきなり弱体化することはなさそうな戦いでした。 ところで、選手が世代交代するのを尻目に、初めてWBCのコーチを務めた大ベテランがおります。背番号72、投手コーチの権藤博、御年78歳。背番号より年齢が大きいコーチなんて日本じゃ滅多にいませんよ。 この権藤投手、いつデビューしたんだろうと調べてみたら、昭和36(1961)年だそうです。せっかくだから競馬に話をつなげてみますと、例えばダービーは5月28日、初めてスタート時に「ゲート」なるものを導入して32頭立てで行われ、3連単(当時はありませんが)で言えば13-32-24で決着しています。 一方権藤投手は、今から見れば信じられない状況でダービーが行われたこんな日も登板しておりました。その日は国鉄に敗れてしまいましたが、一日空けて30、31と続けて登板して連勝しております。その時点で11勝4敗くらいだったようです。 権藤が競馬に興味があるかどうかはさておき、もはや大昔と化したダービーの日に登板していた新人投手が、つい数日前まで現役でコーチをしており、平成生まれの選手を使って、彼の現役時代では考えられなかった世界大会の投手起用をしていたんだと思うと、非常に貴重なものを見た気がします。 では予想。権藤といえば雨なので、雨に強そうな雰囲気のしそうな気がする馬に適当印を打っておきます。 コント・ロッキード
豊洲だの森友学園とか、本当に話題に事欠きませんね。なんだかお腹いっぱいな感じ。もうどうでもいい。 さて気がつけば3月も終わりが近い。今年の4分の1が過ぎる。このペースで進むと今年もあと9ヶ月しかないのではないだろうか。ぜひ国会でこのことを取り上げていただきたい。安倍夫人にショートメールしてみようかな。それと鴻池議員にも相談してみたい。あと、真木よう子さんの鼻声というかあの演技について、参考人招致してもらいたい。 さて今週の予想。オリックスバファローズの中島選手が30・30を達成、が一番人気。ソフトバンクホークスの松坂投手が沢村賞受賞、が二番人気。明日がG1開催日だとさっき知る、が単枠指定。 (鎌倉重明)
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第47回
この名称になってからはまだ19回です
高松宮記念
第47回 高松宮記念(GT) 3月25日 中京競馬場 芝1200m
強く当たって後は流れで
最近電車で外国人と乗り合わすことが実に多いです。隣に外国人が座ったり近くに立ったり。観光の人もいれば、仕事で通勤の人も。 先日、地下鉄に乗っていたら、途中で乗ってきた中国人カップルが近くに立って、結構大きめの声で会話しておりました。通勤時間帯なので他にお喋りする人は無く、ひらすら続く中国語の会話に、周囲の人たちも少しうんざり気味な様子。そこへ唐突に、女性の方が言い放ちました。 「知らない人に壁ドンしても、恐怖しかありません」 ハッキリとした日本語でした。その後はまた中国語の会話が続きました。あの瞬間、周囲にいた人たちが「!?」な顔をしていたのが忘れられません。あの二人、いったい何の話をしていたんだろう…? さて、人生の壁にドンと激突して果てそうな青汁注射の予想。 安倍を追求しようとして十八番のブーメラン炸裂、蓮舫討ち死に。競馬のほうは、立て直しを図ってくるであろうシュウジがデビュー2連勝を飾った中京でG1初制覇。 (青汁注射)
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