中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎
今日は箱根駅伝の予選会でした。50校が参加して上位10校だけが本戦に出られます。大舞台の出場権を賭けたレースだけに、当然悲喜交々ありますが、今年は中央大学が最も印象的でした。今回予選落ちした結果、87回続いた連続出場記録が途切れてしまったそうです。 今年の前に出場しなかったのはなんと1924(大正13)年。関東大震災の翌年で、野球では記念すべき第一回選抜が行われ(プロ野球なんてものはまだありません)、相撲はまだ大阪相撲があった頃で、東京では2場所とも栃木山が優勝。競馬に至ってはまだダービーさえなく、天皇賞の前身である帝室御賞典が各競馬倶楽部で開催されており、伊藤勝吉や尾形景造、美馬勝一に東原玉造が騎手として勝利しています。この名前だけで、どれだけ昔なのか想像がつくというものです。 一方、今日走った学生たちもきついでしょう。自分達が出られないこともそうですが、87回連続の記録を自分達で切ってしまったというのは一生もののトラウマではないでしょうか。しかも今後後輩がこの記録を超えてくれるとしても、それが見られるのは最短で88年後、1年生でも107歳まで生きていなければなりません。昔の目黒記念や京都記念みたいに年2回くらいやってもらわないと間に合わないでしょう。伝統校ってのは大変ですね。 では予想、ブラウンズは今年もダメそうですね。同地区の他3チームより明らかに力落ちしている感もあるので、今年もがっつり負け越すと見ています。 モニカ・ルインスキー氏
他国のことですが、アメリカ合衆国の大統領選挙がひどい。アメリカ国民がかわいそうに思えるほどひどい中傷合戦。ヒラリー・クリントン氏がドナルド・トランプ氏の女性蔑視発言を批判すると、「俺は口だけだが、お前の夫は実際にヤッたじゃないか」と批判返し。子供の喧嘩よりたちが悪い。まあいいや、アメリカ人じゃないし。でもビル・クリントン氏のヤッたことは、今から思えばすごいこと。詳しくは「クリントン 葉巻」で検索を。 さて競馬界ではホッカイドウ競馬で五十嵐冬樹騎手が通算2000勝を達成した。冬場の営業がないホッカイドウ競馬で大記録達成。道営は色々工夫してなんとか黒字回復している。先日訪れた際には、おみやげとして「騎手クッキー」を販売していた。各騎手の勝負服がデザインされたクッキーは騎手毎に勝負服が定められている地方競馬の醍醐味。ぜひご購入いただきたい。 で、今週の予想。北海道日本ハムファイターズ対広島東洋カープの日本シリーズ開幕で関東・中部・関西でスルーされる、が一番人気。読売巨人軍が大補強をするも長嶋監督時代のような空回りに逆戻り、が二番人気。ノッポさんが82歳ということを知って軽くショックを受ける、が単枠指定。 (鎌倉重明)
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第21回
21回目も三冠らしさは感じないなあ
秋 華 賞
第21回 秋華賞(GT) 10月16日 京都競馬場 芝2000m
強く当たって後は流れで
三浦弘行九段の不正疑惑が話題になってますね。しかし、決定的証拠が無いままに出場停止を科した日本将棋連盟の処分はどうなんでしょう? 少し軽率だったのではないかと。 証拠は押さえてないから、処分理由は不正行為そのものではなく、休場意思を示しながら届けを出さなかった、というもの。微妙すぎる…。八百長疑惑を週刊ポストに書かれても証拠が無いと無視し続けた日本相撲協会とは対照的です。 仮に三浦九段がシロで復帰したとして、一度貼られたレッテルは容易に剥がせないでしょうから、彼の人生はこれまで通りとはいかないでしょう。1985年の新潟事件で騎乗停止になった大崎昭一を思い起こさせます。 やはり証拠を押さえてから適当な処分を下すべきだったでしょう。それが難しいなら、不正を起こさせないルールや仕組みを構築すべきです。 そこで、棋士の皆さんには対局前日から調整ルームに入っていただくことを提案します。もちろん携帯電話やスマホは連盟に預けます。対局当日は調整ルームから対局場まで連盟職員の監視下で移動し、そのまま対局。これならクリーンです。他にも、飲酒が過ぎて調整ルーム入りに遅刻、調整ルーム内の浴場における棋士同士の喧嘩、等々のネタが提供される効果も期待できます。 さて、秋華賞。第1回から全て3歳牝馬が勝っているので今回も3歳牝馬が勝つでしょう。証拠十分です。 (青汁注射)
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