先日、山手線で13年ぶりの新型車両がデビューしました。ホームドアと停止位置を自動的に合わせるシステムが導入されているなど、最新の技術を集めた自信作でした。

　ところがいざ本番になると全然ダメだったそうです。まず二駅目で早速停止位置をオーバーし、別の駅ではドアは開かず15分ストップ。夜には運転士が手動ブレーキをかけたら運転台のモニタに故障表示が出まくって30分止まった揚げ句に運転打ち切り。

　原因についてＪＲ東日本の担当者曰く「テストが不十分だった」、「乗客の荷重が想定外だった」。どうやら試運転では乗車率40％分の重さしか積まずに走らせて、100％以上についてはシミュレーションで確認していたんだそうです。最大200％近く混む山手線で40％分しか積まずに試運転して、営業運転で順調に行く方がおかしい。信頼がおける段階になったら再投入するそうですが、試運転の方法からやり直すんだからきっと時間がかかることでしょう。液晶画面にＡＶを流してみたり、関係者全員ローションまみれで運転したりとかするんでしょうかね。

　まあいいや、予想しましょうか。毎年優勝争いの数倍面白いＪ１昇格プレーオフは福岡が引き分けに持ち込んで昇格、Ｊ２残留の方は町田が大分を蹴落とすと見ています。

　今年も残すところわずかとなりました。正月はめでたいものですかね。『一体さん』こと一休宗純さんは「門松は 冥土の旅の一里塚 めでたくもあり めでたくもなし」と詠ったらしいです。これは名文句ですね。今風にアレンジすると『ハロウィンは 地獄に近づく風物詩 乱痴気騒ぎのバカ女どもは棍棒で殴ってもよし もずく責めもよし』というところでしょうか。一体さんならなんと詠んだでしょうか。

　さて今週の予想。広島東洋カープの前田投手、ポスティングの対価として球団が得るものは宮崎和牛５キロで松田オーナーが怒りの爆食い、が一番人気。マエケン譲渡の対価は松田家に入るため球団はまったく補強ができない、が二番人気。来季の緒方監督の方針は引き続き『隙あらば野間』、が単枠指定。競馬のほうは、このレースの存在意義が問われるでしょう。