中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/鎌倉重明
大相撲の九州場所。始まる前は逸ノ城がすごいすごい、と言われて話題になったが、まあ、上位の壁は高くて、ようやく勝ち越しできそうな感じ。幕内2場所目で新関脇、かつ、勝ち越しもすごいことだが、世間様では、もう話題にあがらない。手のひらクルリンパである。スポーツの世界では日米野球の開催やテニスの錦織圭選手の活躍など他の話題もあるから仕方がないけど、手のひらクルリンパが凄まじい。まあ、逸ノ城が優勝争いしていたらもっと話題になるのだろうけど、でも新関脇で勝ち越しできる位置にいるのになあ。日本人力士として持ち上げた遠藤は、お茶漬けの人になってしまったし、勝ち続けないとダメらしい。 手のひらクルリンパといえば、北海道日本ハムファイターズの大引選手の栗山監督批判した上でのFA宣言もすごかった。3球団から熱いオファーをもらい、体が3つあったら3球団とも行きたいって、4球団目のファイターズは忘れられていたり、そんな彼を猛烈に叩くファンとか、手のひらクルリンパがすごい。でも成瀬といい、小谷野といい、FA宣言はタイミングが大事なんだとよくわかった。 さて、今週は何かありましたか?たぶん、人がまたがった馬が勝つと思います。 強く当たって後は流れで
最近、青酸カリ殺人がどうのこうのとニュースで聞きますね。以前書いた記事『生産した青酸で凄惨な事件』を思い出しましたよ。流石に本人が生産した青酸ではないとは思いますが、FXの失敗分を青酸を使って清算しようと凄惨な事件を起こしたところは、もはや予言レベルではないかと自負しております。 予言と言えば、学生時代に紙に印刷した『楡馬』を学食で配布していた頃、天皇賞(秋)で独帝さんが書いた、サイレンススズカのパンク予言記事がこれまでで最強ではないかと思います。 東原亜希のデスブログにも似た感が否めませんが、こういう予言とかはそれとなく当たるくせに、競馬の予想は、まぁ当たりませんな。別に外そうとかは考えてなくて、当てに行って当たらないんだから、これはこれで才能ではないかと自負して…自負しちゃいけませんな。 その学生時代、ちょうど今くらいの時期になると、「来年他界する有名人予想」というのを楡馬の一部メンバー内で話し合っておりました(めちゃくちゃ不謹慎…)。毎年大本命に森繁久彌を挙げていましたが、我々が学生の間にそれは実現せず。やはり当てに行ったら当たらないんですね。 さて、そんな当たらない予想を。弟レッドアリオン、兄クラレントのワンツーで決まる。あとは、7Fもの距離短縮を図ってきたタガノグランパが少し気になるところ…。 (青汁注射)
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第31回
ブーツを履いて騎乗しましょう マイルチャンピオンシップ
第31回 マイルCS(GT) 11月23日 京都競馬場 芝1600m・外
隠れた趣味
来年の競馬番組が発表になりましたね。 古馬の芝の中長距離に力を入れるのGTの賞金が増額になったらしく、有馬記念の勝ち馬が2億5千万円、ジャパンカップに至ってはなんと3億円ですよ。ちなみにこれでも世界では7番目だと言うんですから、不況だ危機だと言われながらも世の中金があるところにはあるんだなあと痛感いたします。 もっとも、それでJCが面白くなるかどうかは別問題でしょう。3億出して海外から3頭じゃさすがに盛り上がりがないってもんです。どうせなら賞金だけじゃなくて海外馬の質量ともに上げてほしいところです。 でもそんなことより驚いたのは、来年のWSJSが札幌だってことですよ。夏は海外の一流どころが集まり易いんですかねえ。素人目には欧州がオフに入っている12月の方が向いているような気がしますが。それでもオープン特別さえ少なく、あまり中央開催では見ない騎手がたくさん来ていた頃に比べたらえらい違いです。その反面、以前にも書きましたが、一昔前の地味な札幌競馬が懐かしい気もします。 まあいいや、予想してみますか。ウィーク12の注目カードはシーホークスがホームでカーディナルスを迎える一戦でしょう。また負け越しているのに地区リーグ首位のファルコンズと逆に勝ち越しているのに最下位のブラウンズの対決も面白そうですね。え、結果?なるようにしかなりませんよ。 (西ノ海嘉治郎)
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