昨日、女優の中川安奈という人が亡くなった。正直興味もない話題だったけど、そんな人いたっけ、と思いながら惰性でその経歴を見ていたら、高校生の頃にテレビで見た『敦煌』という映画のヒロイン役の人だったということがわかり、ようやく自分が知っていた人であることや、その昔自分が『敦煌』を見たことを思い出した。

　この物語は北宋の中期、だいたい1040年代を舞台にしたらしいが、内容については断片しか記憶にないのでwikiの助けを借りて説明すると、科挙に落ちた主人公が西夏という国に行き、愛する人を見つけたり留学したり、あるいは別の人物が反乱のようなものを起こして戦死したりした結果、主人公は本を洞窟に運ぶという何ともつかみ所のない話だそうだ。

　それはさておき、この映画の影響で僕はこの西夏という国が漢字を元に作った西夏文字なるものを知り、大学に入ってからそれについて書かれた本を読んだんですが、まあこれが何を書いてあるのかさっぱりわからない。

　当時北宋から独立しようとして、敢えて自分たちの文字を作ろうとしたまではいいけれど、それが複雑化する方向に行ってしまったらしく、無駄に複雑になっている。これが唯一の文字ならば国民の９割５分は文盲だろう。興味がある人は一度検索してみるのもいいでしょう。あまり意味はないと思うけど。

　じゃあ予想しましょう。香港は流血にはならないけど尾を引きそうだなあ。抗議活動がいつまで続くかわからんけど、お互い根本的なところで妥協しないだろうから長期戦になりそう。

　プロ野球のクライマックスシリーズがひどいことになっていますね。パシフィック・リーグは、シーズン３位の北海道日本ハムファイターズが同２位のオリックスを破って、ファイナルステージに進出し、同１位のソフトバンク相手に健闘している。一方、セシフィック・リーグはシーズン２位の阪神が同１位の巨人相手にファイナルステージで３連勝。大変ですよ。シーズンの頑張りが数日で泡に消えるかもしれない。

　しかし、アメリカの大リーグと違って、日本のプロ野球は全部で１２チーム。そのなかで６チームもポストシーズンで戦えるので、ありがたみがあまりないかも。まあ、この時期まで好きなチームが応援できるのもありがたいけど。

　で、小渕大臣の資金管理が元巨人のルイス（台湾のイチロー）の守備ばりにザルという話。自慰を表明するのでしょうかね。小渕大臣についての印象は「議長ーーー」の掛け声と、お父さんのあだ名が「冷めたピザ」ぐらいしかないので、引退してもいいのではないでしょうか。

　さて今週の予想。楽天の次期監督に大久保氏が就任。こんなひどいことがあっていいものなのか。もう楽天で買い物しない、が１番人気。やっぱり三木谷ってバカだな、英語公用語化とかキチガイだな、が２番人気。アーリーワークだ、罰金だ、脱水症状で倒れるまでノックだ、のオンパレードで球団名を「楽天ブラックス」に改名、が単枠指定。