中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/青汁注射
世間は個人情報流出でちょっとした騒ぎになっていますね。私も、大相撲好きであるとか、吉田勝彦アナのファンであるとか、そういった個人情報をうっかり流出させていますが、別に慌ててはおりませんよ。 どこぞのテレビ番組で被害者インタビューをやっておりましたが、被害者は自らの顔を出し、名前もテロップに出し、その背景には自宅内部が映り込む。もはや個人情報の大安売り。本人はそれに気付く様子も無く流出に文句を言う。個人情報って何なのでしょう? さて話は変わって、ちょっと時間が経ちましたが、札幌競馬場の新スタンドがお披露目されましたね。 私の注目は「はなみち」です。従来の地下馬道ではなく、観客の目の前を通って馬場入りするスタイル。 「はなみち」というくらいですから当然、誘導馬ではなく行司が先導するのでしょう。入場する馬も色とりどりの化粧廻しを付けるはずです。東方の馬場入りが終わったら、今度は西方の「はなみち」から同様に行司の先導で馬場入り。楽しみですね。 札幌の前に函館ですね。函館記念はグランデッツァに期待します。前走・安田記念はあの馬場では結果度外視。前々走の1800m日本レコードを出した快速ぶりが今回出せれば、サッカーボーイのレコードを26年ぶりに塗り替えるかも。 留まれど学ばず?
最近、ある大学で「ハイブリッド留学」なるものを始めたそうだ。 「現地でのホームステイ」+「現地の外語学校で受ける外国語授業」+「日本から教員が海外出張してで受ける講義」をまとめたものをこう名付けているらしい。しかし、僕にはただのホームステイにしか見えないんだけど、一体どうなんだろう。 外国人教師のいる外語学校なんて国内に山ほどあるし、自分の大学の先生の講義をわざわざ海外で聴くこともないだろう。それでも行かないよりはずっといいのかなとも思うけど、便利すぎるのは少し退屈なのではないだろうか。 ここまで来たら、そのうち通訳やレポートの代筆はもちろん、炊事洗濯や性欲処理までしてくれる留学とか出て来そうな勢いである。まあ実際ガチでやれないから注射に走る留学生というのはどこにでもいるらしいけど。 まあいいや、予想。南北海道は駒大苫小牧で仕方ないだろうなあ。しかし準決勝の一つが浦河対小樽潮陵ってすごいよね。北は遠軽に期待だけど、またよく知らないところが出てきそう。 (西ノ海嘉治郎)
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第50回
サッカーボーイのコースレコードは不滅なのか 函館記念
第50回 函館記念 (GV) 7月20日 函館競馬場 芝2000m
思い出のマーシー
世の中の流れは早い。すでに1年前のことは話題に上がらないのだから。ジブリの大ヒット映画である『風立ちぬ』のことは、もう誰も話していない。今年のジブリ映画である『思い出のマーシー』を宣伝したいから、もう古い映画のことは誰も言わない。『思い出のマーシー』は、覚せい剤に溺れた元芸能人の転落人生を描いた映画。麻薬漬けにより幻想を見続けた結果、金髪の少女が目の前に現れる、というオチ。しまった、ネタバレを書いてしまった。映画をこれから見る方々に申し訳ない。謝罪会見を開いて号泣してお詫びしたい。 で、移り変わりの早さよ。今年1月以降、大変すごいことが連続して起きてるので、忘れていかないとメモリがパンパンになってしまうほど、すごいことが起き続けている。このカレンダーは秀逸だが、本当にいろいろと起きすぎている。話題に事欠かない1年である。こんなことが続いたら、使い込み県議会議員のことも忘れられてしまうのではないか。それはそれで困るけど。 そういえば、いろいろありすぎて楽天ゴールデンイーグルスの監督代行に大久保氏が就任したことを忘れていた。暴力沙汰で西武ライオンズを解雇された人間が監督代行ですよ。突っ込みどころ満載ですよ。メジャー流調整とか中4日とかなんだ。NPBで活躍している選手たちを愚弄している。これで楽天は怪我人続出で暗黒時代に突入ですね。罰金制度で選手をいびって、また訴訟沙汰になるんでしょうけど。 さて予想。函館記念って毎回微妙なメンバーで予想に困る。年寄り馬か軽ハンデを狙う。 (鎌倉重明)
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