中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎
たまには競馬の話でもしましょうか。 アメリカではCalifornia Chromeという馬がケンタッキーダービーとプリークネスSを勝ち、日曜朝に行われるベルモントSに勝てば三冠というところまで来ている。もっとも、現時点で最後の三冠馬であるアファームドが出てから36年の間に11頭、しかもサンデーサイレンスやカリズマティック、ウォーエムブレムだのが三冠達成をかけたベルモントSで負けているので、そんなに簡単ではないだろう。 当然のように一番人気で、公式サイトの単勝オッズは1.6倍。しかし連戦の最後にダートの2400mを走るんだから、適性や疲労の面で有利な馬がいれば逆転もあるかも知れない。個人的にはダービーを17番人気で2着で、(理由は知らんけど)プリークネスを飛ばしたCommanding Curveを推したい。まあ買えないんだけどさ。ちなみに血統的に長いところが向いてそうな穴馬のGeneral a Rodという馬に乗るのはロジー・ナプラヴニクという女性騎手で、去年269勝(勝利数全米5位)を挙げています。やっぱり厩舎社会は日本より開放的なんでしょうか。 競馬の話はこの辺にして、予想しましょうか。今回もW杯の予選通過2チームを連単でいきましょう。それぞれ一位からA組はブラジル・クロアチア、B組はスペイン・チリ、C組はギリシャ・日本、D組はイタリア・ウルグアイ、E組はエクアドル・スイス、F組はアルゼンチン・イラン、G組はドイツ・アメリカ、H組はベルギー・韓国。連複で三つくらいは当たらないかなあ。 引越しは0123以外で(6)完
またまた競馬以外の予想があたってしまった。西武ライオンズの伊原監督がこんなにも早く「休養」するとは。 しかし「休養」とは一体何なのか。辞任でもないし解任でもないし。成績が上がらないから家で休みます、とはなんだか不思議。 で、伊原監督はどんな休養するのであろうか。朝から毎日ヒルナンデス三昧か。それともベッドで寝たきりか。休養なんだからいずれ復帰するのだろうか。なんだかすっきりしない。 さて今週の予想。田辺監督代行の就任によりライオンズ選手の気持ちが緩みすぎてケガ人続出。西武でも休養なら、とDeNAの中畑監督も休養入り。加護ちゃんがそろそろ動き出す、の3本 です。 で、記事のタイトル。引っ越しはイメージだけで業者を選ぶと後々大変になりますよ、ということ。 (鎌倉重明)
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第64回
しかしもう三人子供がいたんだね
安田記念
第64回 安田記念(GT) 6月7日 東京競馬場 芝1600m
強く当たって後は流れで
今週から払戻率が変わりますね。「払戻率」だと話がしにくいので、逆の「控除率」で話をしましょう。 払戻金の小さな券種を低く、大きな券種を高く控除率を設定しましたね。払戻金が大きい券種は小さい券種に比べて組合せ数が多く、票集計やらオッズ計算やらにコストが掛かるんだから、多めにお代を頂戴しますよ、といった理屈でしょうか。それなら納得しないこともないです。 とは言えですよ! やっぱり、そもそも控除率が高いんじゃないですかねぇ。 JRA初代理事長・安田伊左衛門氏は控除率について「1割どまりと言いたいが、せめて1割5分に止むべきだろう」と仰せなのに…。こんな15%に遠く及ばない中途半端な控除率変更を、それも、わざわざ氏を記念する安田記念の週から施行とは…。安田氏があの世で嘆いておるぞ。 さて、JRAが控除率を引き下げないのは国交省(競艇)・経産省(オート・競輪)vs農水省(競馬)の省庁間バトルを起こさないためと勝手に想像している青汁注射の予想。 本命はジャスタウェイ。普通に行ったらこの馬だろうし、21年ぶりに安田記念を勝つ善臣というのも悪くない。でも馬場のほうは悪くなりそうで、これが唯一の不安材料。 (青汁注射)
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