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クビになった若手騎手のツイッターがひどい。最近の若者はこうなんだろうか
中央競馬専門紙
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楡馬
本紙/鎌倉重明

 世間の常識とは恐ろしい。ゴールデンウィークになると、高速道路がひどい渋滞になることは当たり前と捉えられている。10キロ、20キロの渋滞ではさほど驚く人はなく、その中へ果敢に車を突っ込んでいく方が多いのも事実。「〇〇サービスエリアを先頭に渋滞50キロ、通過に3時間」とか交通情報で聞くと、何のために運転しているかわからないですよ。5階建て高速道路を整備しても渋滞が10キロですから、道路を拡張すれば良いということでもなさそうだし。ゴールデンウィークは出かけないのが一番かも、というどうでもよいFMラジオのようなまとめで申し訳ない。

 さて、今週の予想。辻ちゃんがそろそろ懐妊、が1番人気、巨人が獲得したキューバ選手が来日しない、が2番人気、1年の静養を経て矢口真里がBSイレブンのテレビショピングでワイプ芸を披露してこっそり復帰、が単枠指定。

 競馬の方は長距離実績のない上位人気馬が大崩れ、伏兵馬の台頭と予想する。トウカイトリックがいればなあ、と思うようなメンバー構成であり、パドックからはすっかり話題に上らなくなった芸能ネタとして、ASKAクスリちゃんのサイン馬券を推奨する。

球も磨かずば…

 最近、野球の球の問題をよく見るようになった気がする。

 以前触れた、ミズノが12万個も作ってしまったよく飛ぶ球はもちろん、昨日なんかはオリックスの金子が不正投球疑惑を指摘されていたし、メジャーでは松ヤニをつけて退場になった選手がおりました。

 僕は全く知らなかったのだけど、投げる前にユニフォーム(というかほとんどのもの)に触れるのもダメだったんですね。試合を見ていると、そんなに変えなくたっていいじゃねえかというくらいしょっちゅうボールを変えているのには理由があったようです。もっとも、メジャーじゃ暗黙の常識みたいになっているらしく、人間の手を介して不正ができないようにするってのは案外難しいことなんですね。

 一方競馬では、道具を使う騎手がやらかしました。山崎亮誠に続いて原田敬伍も二十歳を迎えることなく騎手免許を返上ですよ。もちろん事情を知らないので軽々しく言ってはいけないんでしょうけど、一体どんな育て方をしてるんですかね。いっそのこと調教師に弟子入りさせる制度も並行して復活させてもいいんじゃないかとさえ思ってしまいます。まあ肝心の調教師が全裸で女性騎手に迫るなんて例もあるので、世の中難しいとは思いますが。

 それでは予想。広島がこんなに強いとは思わなかったもんなあ。パリーグはホークスが巨人みたいに勝つと思ってたし。少なくともGWの間は、広島阪神巨人の3強(この言葉が約30年ぶりだろう)も、オリックスとソフトバンクの首位争いも変わらないだろう。上がってくるとしたらロッテか。

(西ノ海嘉治郎)
第149回 若手騎手2名追放記念
天皇賞(春)
通巻187号 平成26年 5月 3日 楡馬どっとこむ 代 表/西ノ海嘉治郎
編 集/鎌倉重明
第149回 天皇賞・春(GT) 5月 3日 京都競馬場 芝3200m
トウカイトリック追悼競走
枠番馬番馬名性齢斤量騎手
1 1アスカクリチャン牡758秋山
2アドマイヤフライト牡558福永
2 3サトノノブレス牡458浜中
4サイレントメロディ牡758池添
3 5レッドカドーセ858モッセ
6ホッコーブレーヴ牡658田辺
4 7フェノーメノ牡558蛯名
8ゴールドシップ牡558ウィリアム
5 9タニノエポレット牡758和田
10フェイムゲーム牡458北村宏
6 11ラストインパクト牡458川田
12ウインバリアシオン牡658シュタルケ
7 13オーシャンブルー牡658藤田
14キズナ牡458武豊
15アドマイヤラクティ牡658四位
8 16ジャガーメイル牡1058石橋脩
17ヒットザターゲット牡658北村友
18デスペラード牡658横山典






西

強く当たって後は流れで

 先週の土日はちょっくらお出かけしてきましたよ。

 土曜は福島競馬場。単勝払戻のJRA記録が出た8Rもバッチリ見ました。騎乗していた西田雄一郎騎手が、あまりの人気薄に「みんな(馬券)取ってないでしょ〜♪」と言って笑顔でレース後サインに応じてました。

 その帰り、福島駅の売店で浜中騎手と遭遇しました。9Rで1番人気の浜中から買ったら見事にコケやがって…。文句の一つも言えば良かったのに、なぜかその時言おうとしたのが「あ、どうも、浜中さん」でした。言いそうになっただけで言いませんでしたが。

 で、日曜は小岩井農場。ジンギスカン食って桜見て。で、馬産をやっていた頃の資料の展示を見てきました。中でも興味深かったのが、明治40年に輸入した種牡馬1頭と種牝馬20頭に関する馬政官の評価。

 クリフジやチトセホープ、メジロマックイーン等を後に子孫に持つことになるアストニシメントが「全体中の最下等馬」という惨憺たる内容。中には「早く爪を切るべし」と馬そのものの評価すらしてない人まで。馬政局の人でこれなんだから、我々が馬をどうこう評価したって当たりっこないってことですよ。

 さて、たまには競馬にどっぷりな休日を過ごすこともあることを見せた青汁注射の天皇賞予想。

 本命は今年もレッドカドー。だって赤い嘉堂信雄ですよ。あ、それ去年も言ったな。「長丁場のG1がメルボルンカップかこのレースしかないから来ました」って出走理由が好感持てます。

 ちなみに“全体中の最下等馬”はキズナ。

(青汁注射)