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油断騎乗で騎乗停止の川田がJRAの油断で今週騎乗してたら面白かったのに
中央競馬専門紙
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楡馬
本紙/鎌倉重明

 大変世の中が騒がしいです。特に角界。理事選挙では協会ナンバー2と言われた九重親方(元千代の富士)が落選。報道では信頼が無かったなどと言われている。

 この新聞記事は、何かを言いたそうだけど、核心に触れていない。なぜ九重親方は信頼がないのか。その要因を分析していないではないか。報道機関はその点をきちんと示してほしい。

 九重親方は頭が高いのか。七重の膝を八重に折ることができなかったのか。さらに九重に折っていれば理事になれたのか。いやいや、違うんですよ。彼は現役時代に31回優勝したが、31回も買いまくったので、他の親方衆からは不人気なんですよ。何を買ったって?「スター的なもの」を買いまくったので不人気なんです。それで不評を買ったんです。

 昔の大相撲のことを書き始めると紙面が足りないので、ここで今週の予想。川田騎手の騎乗停止処分に抗議して、騎手全員が馬を壊すまで執拗に追いまくり予後不良が連発。馬主から泣きが入る、ということでいかがだろうか。

犬も歩けば皿に乗るN

 二十歳くらいから同じことを感じていた気がしますが、ついこの間年が明けたと思ったら、もう一ヶ月経ってしまいました。餃子の王将の社長が自ら具をぶちまけたのも、猪瀬さんとかいう作家が想像力に乏しい書類を作って見せてくれたのも去年のことなんですね。

 そんな時間の感覚を持っているものだから、いつの間にか年明けの中山開催が終わっていてびっくりしてしまいました。競馬サークルを自称していながらも、今週がシルクロードSだということに未だに実感がありません。短距離のエースだったロードカナロアもいつの間にか引退式まで済ませていたし、世の中時間の流れが早過ぎる気がします。

 そんなシルクロードS、JRAの出馬表を眺めているとオッズが極端に偏っているのがよくわかります。簡単に言えば内側3頭だけで話が済みそうです。特にレディオブオペラは昔のダビスタみたいな成績で勝ち上がってきています。こういう時は逆らう理由がありません。素直に内を買っておけばいいのではないでしょうか。

(西ノ海嘉治郎)
第19回 年々出走メンバーが微妙に…
シルクロードS
通巻183号 平成26年2月1日 楡馬どっとこむ 代 表/西ノ海嘉治郎
編 集/青 汁 注 射 
第19回 シルクロードS(GV) 2月2日 京都競馬場 芝1200m
裏開催以外での中舘の重賞騎乗っていつ以来?
枠番馬番馬名性齢斤量騎手
1 1レディオブオペラ牝455藤田
2ストレイトガール牝555岩田
2 3プレイズエターナル牡455浜中
4シュプリームギフト牝654秋山
3 5プリンセスメモリー牝754後藤
6リトルゲルダ牝553菱田
4 7ワキノブレイブ牡454吉田隼
8ザッハトルテ牝751松山
5 9マジンプロスパー牡758.5Cデム
10サイレントソニック牝653武豊
6 11レオンビスティー牡555バルジュ
12アフォード牡656中舘
7 13スギノエンデバー牡657川須
14ケイアイアストン牡954小牧
8 15ラインブラッド牡854松田
16テイエムオオタカ牡656和田






西

強く当たって後は流れで

 何やら『明日、ママがいない』とかいうドラマが話題だそうですね。スポンサーが降りて“明日、スポンサーがいない”状態だとか、高須クリニックがスポンサーになろうとしたら断られたとか。

 ドラマを見ない私はよく分からんのですが、赤ちゃんポストに預けられたから「ポスト」、鈍器で傷害起こしたヤツの子だから「ドンキ」、といったネーミング設定が問題なんですか?

 よく分かりませんが、「ポスト」って聞いたとき、私が最初に思い浮かべたのは週刊ポストなんですよ。だから、

 拾われた際に、大相撲の八百長疑惑を取り上げる週刊ポストを持っていたという設定の「ポスト」。「ポスト」の二番煎じを演じるもインパクトが弱いという設定の「現代」。公明党との対立姿勢を露わにするという設定の「新潮」

…といった役を子供が演じてるのが問題かと思ったんですが、どうやら違うらしいですね。まぁ、どうでもいいんですけど。

(青汁注射)