プロ野球が始まってほぼ一ヶ月、何となく今年の輪郭のようなものが見えてきた。

　多少なりとも興味がある人ならばわかるだろうが、パリーグは多少西武が良さげに出たくらいで、あとはやる度に変わる、要は毎年通りの展開。問題はもう一方のリーグで、巨人がアホみたいに強い。

　清濁双方の企業努力の賜物だろうが、ここまで差があると興醒めなもの。こうなったらハンデをつけて試合をしたほうがいいのではないだろうか。例えば年俸に準じてハンデを決めて、競馬と同じ様に重さで調整。高い年俸の選手は、ユニフォームや靴底に鉛を縫い込んだり、普段の４倍の重さのヘルメットやグローブで参加してみるとか。

　ハンデと言えば今週走るレッドカドーも参戦したことがあるメルボルンカップ。メルボルンを祝日にして、3200mをフルゲート24頭のハンデ戦で走って、1着賞金が360万豪ドル（今のレートで3億6510万円）という、いろいろと豪快なレースである。競馬のために祝日になってしまうあたりを見ると、ＧＷに乗っかる天皇賞よりも定着度や盛り上がりが良さそうではある。

　そんな天皇賞を少しでも盛り上げるような予想を皆さんにご覧に入れよう。本命はトウカイトリック。web楡馬初登場は2007年の阪神大賞典、もちろんデビューは創刊前なんだから大したものです。8年連続で出走する馬に印を打つチャンスなんて今後なさそうだし。対抗はレッドカドー。名前は平地向きではないが、日本も含めた海外経験が豊富だし、そろそろ結果が出ても良さそう。穴は厩舎が桜花賞の分を取り返したいトウカイパラダイスで、押さえはマイネルキッツとカポーティスターまで。

　大分市の市議会議員にマスクマンのプロレスラーが当選したらしい。議場でもマスクは脱がない、と言っていたものの他の議員から反発されて、議会中は覆面を脱ぐようだ。

　この議員に対して「議会はプロレスじゃない」などの批判があるらしい。でも議会なんてプロレスじゃないか。どうせ議会の内容なんて結果は決まっているのだし。そう言うとプロレス好きな方から叱られるかもしれないが。どうせなら大相撲の力士も議員になればいい。どうせ議会も八百長の世界なんだから。

　と、クソじいさんが言うようなつまらない話をしたところで今週の予想。円高時にはさんざん何とかしろと言っていて、今度は円安になったらまた文句をいう奴らは何だ、というお怒りおじさんが１番人気。サエコほど守備力が高い女はいないと思う、が２番人気。野球解説者の新谷博と本西厚博の掛け合いが思いのほか面白かった、が単枠指定。