世間では物騒な事件が相次いでいる。次々と床下から親戚の死人が出てくる事件がクローズアップされているが、こちらの事件も陰惨である。「女子高生の制服にマヨネーズをぶっかける」事件である。

　事件についてはこちらをご覧頂きたい。女子高生を標的にマヨネーズをぶっかけ続けていたという男の話である。逮捕されたときには大きく報道されたが、この手の事件はすぐに埋没してしまう。この容疑者、マヨネーズだけでなく、焼肉のタレもぶっかけていたらしく相当悪質である。

　これは由々しき事件である。容疑者はなんてもったいないことをしたのだ。世の中にはマヨネーズや焼肉のタレを満足に買えずに、スーパーの店頭にて一家３人でマヨネーズを小さじ１杯だけ買わせてください、と懇願する『一杯のマヨネーズ』という大ヒット書籍にも描かれているように、食に困っている方々もいるというのに。キャベツにマヨネーズと焼肉のタレをかけて食べるが好きな私にとって十分に頭にくる事件である。容疑者には毎日ひたすら鶏卵から白身と黄身を分離する内職で社会復帰を図っていただきたい。

　さて先週の予想。大谷投手はマイナーリーグの厳しい環境をとくとくと説教されて日ハム入り。そして沖縄キャンプでくわえタバコでパチンコ三昧。日本シリーズは４連勝で日ハムが日本一。だってシリーズ中に原監督が週刊誌にまたなにか書かれそうだから。競馬の方は３年前の日本シリーズと同じ顔合わせだった時には５番人気と７番人気で決着しているので、今回もそのへんで。

　先週の楡馬でも触れられていたけれど、昨日ドラフト会議が行われました。テレビでは、これぞ（ちょっと世間とのズレがある）極めてテレビらしい、うざったささえ感じる過剰な演出に彩られながら、各チームが新人を選ぶ様子が中継されておりました。

　あれを見ていて何が不思議って、特にあの抽選のシーンなんてのは、誰にどこに行って欲しいとか考えていないのにこっちまで緊張するんですね。よく考えたら人の就職企業をくじ引きで決めるっていうんですから、チームにとってはもちろん、指名される当人にとってこんなおっかない博打はないというもの。正直言って、一年待ってある程度自分のことを知っているであろう巨人を選んだ菅野の気持ちも（プロセスや言動は別として）わからんではないです。だからといって指名したチームが間違っているとも思いませんが。

　しっかし、予想が当たらんなあ。ドラフトの抽選箱の中はトカゲもいなければ、全裸で捕まる人も出てきやしない。後者は案外本気で自信あったんだけど…もう少し暑い時期のほうが良かったのかね。

　でも性懲りもなく予想。今年と同じ組み合わせだった３年前の日本シリーズ予想は惜しくも外れたが、今度こそ当てる。ここは当たるまで同じ目を買うという鉄則を守り、前回同様１勝１敗１分け２預かり２ノーコンテストで、日本一は決まらずうやむやになって終わると予想。