中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/青汁注射
先日、スーパーに買い物に行った時のこと。久しぶりに『食べるラー油』を見かけた。相当なブームになったものの、今ではそんなものは無かったかのような静まり方だ。流行り廃りというのは恐ろしい。別にラー油そのものに罪は無いのだが、何だかラー油の社会的地位が却って下がってしまったような感さえある。 そこで、いま一度、新しいラー油商品を開発し、ラー油にスポットライトを当ててやりたいと思う。 まずは原点回帰。ラー油自身の良さを前面に押し出した『かけるラー油』。いや、当たり前だろ。ラー油は元々かけるものだ。 逆に『かけないラー油』。……、どうすりゃいいんだよ!? いっそ『飲むラー油』…は食べるラー油が出た頃から既にあったらしいので却下。 『点滴するラー油』。「冷やし点滴はじめました」という広告をこの夏に見かけたので、ラー油を点滴してみてはどうか。「ラー油点滴はじめました」的な…。 『気に食わない政治家に送りつけるラー油』。拳銃の弾やカミソリの刃を送りつけると犯罪になるらしいが、ラー油ならむしろ喜ばれるだろう。 …とまぁ、競馬新聞でラー油を語って何がしたいのか、自分でも良く分からなくなったので本分を果たそう。 秋華賞ね。「ラ」「ユ」が名前に入っている馬でいいか。「ラ」が2つも入っている◎ラスヴェンチュラス。「ーユ」が入ってる○キャトルフィーユ。「ユ」が入っている▲アイムユアーズ。あとは適当に。 マー君 亀の子 カントリー娘
プロ野球のボリックスこと、オリックスの新監督が決まった。しかし事前の報道だと山田久志や佐藤義則、新井に落合まででていた。山田久志で確定とも言われていた。あれはなんだろうね。WBCの監督選定は現役監督のからみもあって、情報が錯綜したが、一球団でこの有様。マスコミ報道あてになりませんな。 しかしオリックスは変わらないだろうね。いつもあんな感じで監督が変わるから、選手もなめてる感じ。2〜3年で上司が入れ替わる地方支店の職員みたいで、適当にやり過ごしているダメリーマンのようだ。こうなったらオリックス本社から敏腕のサラリーマンを招聘して選手を叩き直すべきだ。やる気のない選手はまずリースの現場にて債権回収からはじめる。修羅場を経験した選手は野球ができることに感謝してペナントレースに励むだろう。宮内オーナーもたいそうお喜びになるだろう。でも監督は任期途中で解任というお約束は変わらないけど。 さて今週の予想。セントラルリーグは中日でしょう。パントラルリーグは西武かソフトバンクのどちらかでしょう。競馬の方は平成のウメノチカラがどこまでがんばれるか。 (鎌倉重明)
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第17回
ノーベル賞より 秋 華 賞
第17回 秋華賞(GT) 10月14日 京都競馬場 芝2000m・内
俺の頭がグランドオープンI
今週は物覚えのお話でございます。 先程、Yahoo!のニュースで『次の「由紀さおり」探し躍起』なる見出しがあったんですよ。 由紀さおりってあの松平信康の甥か何かのドラマで風呂に入っていた人だよな、今更そんな人の後継者なんて探してどうするんだろうと思いつつもその記事を読んでみると、あら不思議、助さんも平さんも口車の弥七の影もない音楽の記事なわけですよ。言うまでもなく僕の頭の中にいたのは、月曜の20時過ぎに江戸時代の各地で優雅に入浴していた由美かおるであって、歌手の由紀さおりじゃなかったわけです。子供の頃から区別くらいはついていたであろう人をごっちゃにしていたこの間違いに気付くのまで本当に5秒くらいかかったんだから、人間の記憶なんてのはまあいい加減にできているのでしょう。 人でさえこの有様なんだから、ここしばらくしっかり見ることができていなかった競馬のことなんかわかるわけがありません。具体的に言えば、今週ジェンティルドンナの三冠がかかっているということを忘れており、本気で驚いておりました。しかし、数年でその馬の記憶が曖昧になるような三冠なんて、正直言って作らない方がいいと思います。いっそのこと、最後は住之江競艇場で泳ぐとかにすれば、まだインパクトが残るかも知れないけど。 まあいいや、予想しましょうか。野球はセパとも3位のチームが生き残り、サッカーではコンサドーレが飛び級でJFLに落ちる。また、10月末までにまた1件くらい全裸犯罪が起きると思う。 (西ノ海嘉治郎)
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