中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎
最近、役者の塩谷何とかって人が二股交際をしていたなんていう話がニュースになっております。 そのうちの一股が、園山真希絵という人なんだそうです。肩書きは、右下の記事で鎌倉さんも触れている料理研究家。気になったので、事務所の公式プロフィールを見たら、「食プロデューサー」って書いてありました。何だこれ。 これだけでも大概なんだけど、この事務所に所属する他の人の肩書きもすごい。「食空間プロデューサー」「審美歯科ドクター」「インナービューティーアドバイザー睡眠改善インストラクター」「幸せ住空間セラピスト」…まあ確かに、一言でその人の得意分野を言わないといけないので仕方ないとは思うんですが、「経済革命倶楽部」と近い奇妙さを感じてしまう。 この理屈で行けば、僕たちだって単なる素人予想集団にはならずに済む。「社会分析式非本命型前衛予想集団」とか言えばそれっぽくなるのかな。やってることは変わらないんだけどさ。 それでは予想。オルフェーヴルは前走の型にはまらない競馬が実に良かった。今週は外枠でも慎重に乗られるとは思うが、ここでまさかの鞍ズレで仕方ないだろう。それでも落ちなければ掲示板くらいには来そうで怖いけど。 なお最後に、ここで触れた料理研究家の人が、鎌倉さんの分析の例に漏れなかったように見えたことをお伝えしておきます。 強く当たって後は流れで
この一週間のスポーツ紙の競馬面には「更生」とか「再犯」といった言葉が飛び交っておりましたなぁ。三冠馬がまるで犯罪者扱いですよ。 逸走したくらいで悪者にすることもなかろうに。「更生」やら「再犯」って言葉は名古屋競馬の某全裸調教師とかに使うべき言葉かと。 それはさておき、いま見返してもあの阪神大賞典はやっぱり面白い。かつて存在した速歩競走では斤量ではなくスタート位置に差をつける“距離ハンデ”が行われていたけれど、三冠馬さんは自らレース中に距離ハンデを付けてやろうと、王者の余裕を見せたわけですよ。我々としては三冠馬さんのショーマンシップに感謝こそすれ、犯罪者扱いなどもっての外ではないか。 そんなわけで、大外枠に入った今回も逸走からの猛追劇を期待したい。よって本命はゴールデンハインド。この馬が逃げるその後ろで三冠馬が勝手に暴走、他馬がいい迷惑を被っている間にあれよあれよと逃げ切ると見た。 (青汁注射)
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第145回
最有力馬の課題が「まっすぐ走れるかどうか」のレース 天皇賞(春)
第145回 天皇賞・春(GT) 4月29日 京都競馬場 芝3200m
春の戯言
最近、心配症である。心配しすぎで、夜もなかなか眠れない。頑張っても毎日せいぜい9時間しか眠れない。これは大変である。何を心配しているかというと、「原発」である。どうなるのか心配で心配で仕方がない。だってあれだけ多額を費やして打者も投手も補強したのに、最下位をうろちょろしている。ナベツネさんも怒っているだろうけど、それ以上に現場を指揮している監督さんは大変だと思う。 そう、原辰徳監督爆発、略して原発を思いやっているのである。村田やボウカーがあまりにポンコツで哀れである。なぜこうもいまくいかないのか。おそらく地軸がずれてしまって、読売の試合が行われる球場に悪い磁場が発生でもしているのでないか。このままだと原監督が神無月にどんどん似てきて、最終的にはカマボコになってしまうのではないか。 まあいいや、そんなに興味ないし。 さて、今週の予想。世間で「美人料理研究家」と呼ばれる人は美人ではない、あれ、なんか、気持ち悪い、が一番人気。サエコって嫌われている自覚がないからすごい、が二番人気。原発反対なのか昔の学生運動を思い出してバカ騒ぎしているのかわからない中年男女が国会前でハンスト、が三番人気。そしてオルフェーブルが今度は逸走しすぎて、京都競馬場名物の飛び上がり飛び降りもクリアしてのゴールインが単枠指定。 (鎌倉重明)
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