中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎
先日、AKB48が出した「フライングゲット」というタイトルのCDが売れたんだそうですね。 この言葉、皆さんご存知の通り、発売予定日よりちょっと早めに手に入れるという意味である。しかし、このことが定着することによって発売日自体が結果的に一日ずれる。つまりフライングが数多くのフライングと、そのフライング宣言によってフライングではなくなるわけだ。赤信号みんなで渡れば怖くない的な発想ではあるが。 ところで、これを発売からしばらく経った今買うとどうなるのだろうか。曲名こそフライングゲットではあっても、その実はむしろ逆である。今頃になって「インド、今年のクリケットW杯優勝」などという全く以て速くないニュース速報みたいなものなのだろうか。 空振りだってずっと続けると疲れても来るというもの。そんなわけで、次作タイトルの予想。少し前が「ヘビーローテーション」で、今回が「フライングゲット」。音と意味から考えると、次は「違法ダウンロード」しかない。 強く当たって後は流れで
残暑が厳しいざんしょ。 ハイ、心をまるで込める気がないのがバレバレな挨拶もそこそこに、今週もどうでもよい話をしましょうね。 三谷幸喜が深津絵里に映画の出演を交渉するWIN5のあのCM。深津絵里が手にしている台本には『ステキな金縛り』の題。これ、10月29日にホントに公開する映画なんですね。先日街を歩いていて、たまたま見かけた宣伝広告で知りました。 三谷が「あと2億あれば、他の俳優もキャスティングできるのに…」と歯痒そうに言っていましたが、広告を見た限りでは、深津が心配していた落ち武者役は西田敏行が演じる模様。他にも阿部寛や中井貴一などがキャスティングされていたので、どうやら三谷はあの6月26日の2億円を的中させたのでしょう。 CMでコラボもいいけど、中井貴一が出る映画とコラボするなら、時任三郎と真田広之も加えて16年ぶりの復刻CMでもやればいいのに。そこへ大川慶次郎が出てきて「いやっ、まだ早い!」と梨田監督の退任を早々に決めた日ハム経営陣の軽挙をたしなめていただきたい。まぁ出演するのは大川慶次郎を降霊させたイタコですが。 さて、先週は的中票なしで全額まるまるキャリーオーバーということで、今週はWIN5を何とか当てたい青汁注射のセントウルS予想。 本命はエーシンヴァーゴウ。小倉記念で先着を許した2頭はいずれも斤量が増えるのに対し当馬は逆に軽くなるので今度は負けない。 (青汁注射)
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第25回
ニエル賞とフォワ賞の合計より多数出走… セントウルS
第25回 セントウルS(GU) 9月11日 阪神競馬場 芝1200m
今年最大のニュース
毎年、年末になると新聞やテレビで重大(十大)ニュースが企画される。その年におこった出来事を振り返る企画である。今年は早くも第1位が決まった。 女子サッカーのワールドカップ優勝?いやいや。島田紳助司会者の強制引退?それでもない。稲垣吾郎メンバーによる婦人警官ひき逃げ?それは忘れないで。答えは、【『101回目のプロポーズ』舞台化決定!】である。テレビドラマで有名なあの『101回目のプロポーズ』が20年ぶりに復活、しかも舞台で。しかしこんなことで驚いては早い。舞台版の『101回目のプロポーズ』(もう長いから以下『101』)の時代設定は江戸時代、つまりは時代劇!とのこと。これは衝撃だった。こことここを見て欲しい。 もう、ツッコむところだらけではないか。これ、誰が期待していた?事実は小説よりも奇なり、としか言えない。やはり、ダンプカーに武田鉄矢が飛び込むシーンは、大八車に飛び込んでしまうのか、そこだけが楽しみである。舞台は昼夜2公演であり、第2部ではなぜか海援隊のトーク&ライブが組み込まれているから、お芝居部分は1時間くらいかな。だとしたら、もう飛び込む場面だけやって欲しい。暴れ馬でも可能。大名行列に飛び込んで、武田のクビがスパーっでも良しとする。まあ、福岡周辺の方でお金と時間が捨てるほどある方は見に行って感想をください。DVD化したら買おうかな。 でも本当の第1位は加護ちゃんがやはり残念な結果となったことだけど。以前の拙僧の予想は的中したものの、むなしさが残る結末だよね。 さて今週の予想。セリーグは勝率が5割を下回るチームが優勝。日本シリーズ進出が認められず、パリーグのCS勝者がそのまま日本一。競馬の方は外国馬。 (鎌倉重明)
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