中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎
どうでもいい話なんだけど、予想ってのは難しい。 例えば、先週触れた中でもそれなりに自信があった白鵬のノーまわしマッチ処分についても、相撲協会が隙を突いてうまく流してしまったようだし、レイモンド・マンコは来日せず、AKBの云々に至ってはいつ終わったのかさえ知らない。 しかし、よく考えると、自分と同じ種の生き物たる人間の出来事さえろくにわからないのだから、競馬の予想なんて当たるはずがない。さらに、馬券については年々下手になっているんだから手に負えない。昔から人気どころは買わないということもあって、記憶に残るような外れ方ならばままあるのだが、ここしばらくまともに予想が当たったという記憶が全くない。あまりに負けているせいで、そのうち買ってもいない馬券で損をしてしまうのではないかと本気で思ってしまう。とはいえ、打つ手がないので、とりあえずこのまま行こうかとは思いますが。 まあいいや、予想しましょうか。 ソフトバンクか西武か日ハムのどれかが防御率0点台になる。また、相撲は名古屋までにあと1件くらいは何かやらかす。あと、11日にかけて4試合あると思われるクリケットのODI、西インド諸島対インドは、思い切って西インド諸島を推す。 コント集団
この間、昼のNHKニュースを見ていたら、生前葬を中継していた。菅直人さんとか言うひとが壇上にいて、その人に向かって人々が「これまでお疲れ様でした」とか「めどがついたら死んでね」とか言っていました。でもその人はまだ死ぬ気はないらしく「俺は死ぬなんて言っていない」と言っているらしいです。ダチョウ倶楽部さんより面白いので、地方公演とかやってもらいたいです。もう東京ではやらないでね。 さて、最近ひらがなをよく見間違う。特に人名で間違いを多発している。「さえ」さんという方は「きえ」さんに見えてしまう。このままだと「赤ずきんちゃん」は「赤ずさんちゃん」になってしまう。 「赤ずさんちゃん」は、とにかくやることがすべて杜撰。まず、寝坊する。おばあさんの家に持っていく食べ物を行く途中に自分で全部食べてしまう。道端で拾った毒キノコをシメジと称し、森で死んでいた鹿の肉をトリミングもせず生食用ですとおばあさんに手渡す。おばあさんに扮していたオオカミは赤ずさんちゃんから毒物を与えられて死んでしまう。赤ずさんちゃんは証拠隠しのため家中にガソリンをまいて火を付ける。でも火を付けたマッチをポケットに忍ばせていたことを忘れ、警察の事情聴取の際にバレる。「これは革命だ、すべては政治が悪い」と嘘ぶる。という物語、いかがでしょうか。この話、エイベックスから絵本として出版してもいいですよ。それにしてもwikiでの「赤ずきん」の説明がシュール。 さて今週の予想。たぶん安田記念というレースがありますが、1番人気は負ける。そんなに強いのかなあ。他のメンバーが弱すぎるのかなあ。香港の2頭と読売マイラーズカップの上位馬で決めたい。 (鎌倉重明)
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第61回
案外バラエティのあるメンバー 安田記念
第61回 安田記念(GT) 6月5日 東京競馬場 芝1600m
当たらぬもはっけよい
働き過ぎでお疲れなサラリーマンの皆さん。世迷言ワールドにようこそ。 いよいよ菅直人も終わりですな。 え? この出だし、一年前の安田記念号と殆ど同じだって? あれぇ、ホントだ。ちょうど一年前のこの人は組閣だ何だと言ってたんですねぇ。 政治はこんな体たらくでも、市民生活は淡々と日常が繰り返されているわけで、そんな日常の中から近所の話でも…。 ひと月ほど前に中華料理屋がオープンしましてね。看板メニューは「汁なし坦々麺」なんだとか。ところが、この店のオープンからわずか1週間後にそこから数十mしか離れていないところにまた別の中華料理屋がオープンですよ。 問題なのは、わずか1週間とはいえ後発なのに、こちらは看板メニューらしきものが特にない様子。これでは勝負にならない。そこで何とか勝負になるよう、私がメニューを考えてやらねば。 やはり、ここは「麺なし坦々麺」しかあるまい! 麺がない坦々麺ならそれはただの「坦々」じゃないか。っていうか「坦々」って何? と客に考えさせたらもうこちらのもの。あとはとにかく麺が入っていない何かを出せばそれでいい。それを「麺なし坦々麺」と言い張って客に出してしまうのだ。「原発は安全です」と言い張ってきた人たちもいるくらいだ、問題あるまい。 さて、伊左衛門記念。府中のマイルに逃げ切りなし。それを承知で絶好枠ひいたシルポート。充実度を買う。相手はスマイルジャック。三浦皇成がこの馬で初GTを獲ると宣言した以上、ここしか買えるレースはない。 (青汁注射)
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