たった今見つけた話で恐縮だが（黙ってりゃいいのに）、最近本当に「離婚式」なるものがあるんだとか。

　どこぞに友人だのを集めて、「二人の最後の共同作業」として、ハンマーで婚約指輪を壊すとのこと。馬鹿みたいな話だが、どうやら本当らしいです。

　何だかねえ。もう言いようがない。これならば成田あたりでさっさと別れたほうがなんぼかマシというもの。式にも出た人はご祝儀の返還くらいは求めないと割に合いません。何よりそんな式やられたら引くわな。

　ところでこの離婚式、マナーってあるのかな。

　結婚式と真逆のことをやればいいのかな。とりあえずお金（旧郎旧婦が払うべきだとは思うが）は全て２、４などの分けられる数字。スピーチではあくまでの「離れる」「別れる」などが良く、間違っても「一緒に」とか「末永く」などと言ってはいけない。

　マナーが求められるのは参加者だけではない。旧郎旧婦の入場はプロレスばりに順番で、当然並んで座ったりはしない。ここは格闘技のように対角で座り、最後の一族郎党入り乱れての乱闘に備えたい。もちろん詰りあいのためのマイクも不可欠だ。実際問題、よくぞまあこんな恥をさらすもんだわ。

　それでは、世界中でも片手に収まるであろう人が待ち望む僕の予想をご覧いただこう。…何が出てんのかな。

　本命はグロリアスノア。やっぱり厩舎所属の騎手が乗る馬には頑張って欲しいですよ。このメンバーだと流れ一つでどの馬にもチャンスがありそうだし、一発ぶちかましてもらいたい。対抗はアドマイヤスバル。無駄に配当がいいので。要注意はバーディバーディ。何の根拠もないんだけど、池添のガッツポーズが思い浮かぶので。押さえはキングスエンブレムとダイショウジェットまで。

　この紙面上で何度も語っている通り、私は流行にとても疎い。

　日経トレンディによれば「2010ヒット商品」の１位は食べるラー油なのだそうだ。しかし、ついぞ私は口にしなかったし、残り二十数日の間に食べることはないだろう。私の中で今年ヒットしていない商品である。

　先日発表された流行語大賞。「ゲゲゲの〜」って何？　使い方がイメージすら出来ないどころか、周囲でこれを言っている人を見かけたことがない。３年前にも流行語に関して記事を書いたが今年のはネタにすら出来ない…。

　過去の流行語大賞を調べてみると「メークドラマ」なんてのが選ばれていたようだ。そんなの流行したっけ？　だったら、ヤクルトスワローズがシーズン途中に見せた快進撃を表現した「メークミルミル」も大賞に選んでもらいたいものだ。親会社の本業の一部を単に英語で言い換えただけなのだが。

　さて、流行に疎いおかげなのか、今のところ流行性感冒に罹ることもなく元気な青汁注射のＪＣダート予想。

　◎はグロリアスノア。オーナーの希望で騎乗が決まったというからには、小林慎一郎とのコンビに期待するしかない。○はダイシンオレンジ。母馬がアシヤマダムというからには、芦屋市の近所である宝塚市で施行されるＧ�Tを勝っても不思議はない。