楡馬.com presents.
事業仕分け。下水処理業者は屎尿仕分け
中央競馬専門紙
w
e
b
楡馬
本紙/青汁注射

 先週のことだが、ダンスアジョイが死んだ。引退が決まり、重賞を勝った地である小倉競馬場で誘導馬になるために去勢手術を受けたところ、それが元で死んだ。

 なんと浮かばれない死に方であろうか。『サラブレッド101頭の死に方』にも出てこない壮絶死だ。

 これを人間に置き換えたらどうだろう。葬式の様子を想像してみた。

 「とても立派な人でした…。タマを取ったばかりに…」
 「子供のころは利発だったわねぇ。タマさえ取らなければこんなことには…」
 「バカヤロー、なんでタマなんて抜いたんだよー」
 etc...

 お悔やみの言葉に必ず出てくる「タマ」のせいで、とてもじゃないが湿っぽい空気はどこにもない葬式だ。参列者はみな笑いを堪えるのに必死でそれどころじゃないだろう。私だってこんな葬式には出たくないし、こんな死に方で送られるのもゴメンだ。

 さて、タマに何かが当たるのは痛いが馬券はたまには当たって欲しい青汁注射のJC予想を。

 JCは1番人気が勝たないんで本命はそれ以外なら何でもいいんですよ。ってことで本命はGT馬エイシンデピュティ。

中華まん考

 かれこれ10年以上続いているのだろうか、コンビニの「中華まん戦争」が激しい。

 戦争というくらいだから、他社のまんじゅうに毒物を混入させて相手企業にダメージを与えたり、いけ好かない人の顔にすれ違いざまに熱々のまんじゅうの具をお見舞いするものかと思っていたら、どうもそうではなく、自社の店で買ってもらうためのオリジナルの商品開発競争のことらしい。

 一昨年のこと、あるコンビニで「とろけるベルギーチョコまん(以下ベチョまん)」なる商品が出ていた。ずいぶん思い切ったネーミングだと驚いたものだが、よく考えたら、これはもう「中華まん」ではない。

 まずチョコ(カカオ)の原産地と言えばガーナあたりであろう。そしてガーナで取れたものをベルギーのチョコのように仕上げる。そして日本人がまんじゅうにして商品化しているわけだ。もちろん工場が中国である可能性は低くはないだろうが、中国の工場で大量生産したからと言って「中華」と銘打つのも変だ。

 他の「中華まん」についても同じで、「ミルクコーヒーまん」や「りんごカスタードまん」は「中華まん」ではないような気もするが…。果たして、肉まん、あんまん、カレーまん、ピザまんの牙城を崩せるものが出てくるのかどうか。この四つでいいじゃねぇかとも思うのですが。

 じゃあ予想しますか。去年までのようなメンバーならば、今のウオッカで楽に勝てたんだけど、今年は久々に勝つ気のある海外馬が来たからなぁ。コンデュイットが日本の馬場に合うならば、日本の馬もここ数年のように簡単には勝たせてもらえないだろう。そもそも情報の多い日本のレースだってろくに当たらないのに、海外馬が混ざるレースなんてわかるわけないじゃないですか。こういう時は適当に打っておけばいいんですよ。

(西ノ海嘉治郎)
第29回 今年のジャパンマネーは14年ぶりの円高水準
14年前の勝ち馬はドイツ馬だったっけ

Japan Cup
通巻86号 平成21年11月28日 楡馬どっとこむ 代 表/西ノ海嘉治郎
編 集/青 汁 注 射 
第29回 ジャパンカップ (GT) 11月29日 東京競馬場 芝2400m
バルク 6年連続出走へ、マーシュ 2年連続取消へ!
枠番馬番馬名性齢斤量騎手
1 1アサクサキングス牡557岩田
2ネヴァブション牡657北村宏
2 3エアシェイディ牡857後藤
4エイシンデピュティ牡757戸崎
3 5ウオッカ牝555ルメール
6レッドディザイア牝353四位
4 7ジャストアズウェル牡657ルパルー
8マイネルキッツ牡657松岡
5 9リーチザクラウン牡355武豊
10オウケンブルースリ牡457内田
6 11マーシュサイド牡657カステリャ
12シンティロ牡457モッセ
7 13ヤマニンキングリー牡457柴山
14インティライミ牡757スミヨン
15インターパテイションセ757コーエン
8 16コンデュイット牡457ムーア
17コスモバルク牡857五十冬
18スクリーンヒーロー牡557デムーロ






西

もうかなりやばい

 11月もまもなく終わります。おはようございます。変な帽子をかぶる人こと、ハイパーメディアクリエーターの鎌倉でございます。

 私の場合、web楡馬の記事を書くときは当日にネタを探して書くことが多い。普段からメモ帳に思いついたことを書いておけば苦労もしなくてすむのだが、最近特に忘れっぽいのでいつもネタ集めに困る。そこで今週は携帯電話のメモ帳に思いついたことを書いておいた。

 しかし、今メモ帳を見てみると、意味がわからない。「大塚愛、テレビ、何をそんなに」、「永六輔、日日同時通訳、おすぎかピーコ」。文面だけでは意味がわからないので、少しずつ思い出してみる。

 前者の大塚愛云々であるが、これはテレビCM(おそらく生命保険)に歌手の大塚愛が女優気取りで出演しているところを見て、憤慨してメモをとったのだと思う。お前にそんな演技求めていないよ、という怒りがメモ帳に対して端的に書き込んでしまったようだ。

 後者の方は、永六輔について。先日テレビでちらりと見かけた彼は相当老け込んで小さくなっていたから、そろそろ森繁かな、と思っていたのだが、彼がラジオでしゃべっているのを聞いたときに結構な衝撃を受けた。土曜日の朝にTBSラジオで彼は長年パーソナリティを務めているが、もう何をしゃべっているのかわからない。滑舌が悪く、声が小さい。永六輔が話している内容をアシスタントの女性アナとおすぎかピーコのどちらかが翻訳してラジオの前の皆さんへ内容をお伝えしているのだ。それで日本語から日本語への同時通訳、という意味でメモ帳に書いたようだ。なんだか聞くと寂しくなるラジオですから、皆さんもぜひ聴取してみてください(はーと)。

 さて、今週の予想。大石ヘッドコーチかあ、何だかなあ。森脇さんがかわいそうすぎる。この時期に解任されるのはせつないねえ。ということでホークスは来期も優勝できず。

 競馬の方は、あの外国馬、いいレースするよね。よって本命。あとは適当に。

(鎌倉重明)