中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/青汁注射
KONISHIKIが129キロ減量。 こんな話題がニュースになる今日この頃、いかがお過ごしだろうか? 一般人が2人、数字上この世から消滅しただけでも凄いが、何が凄いって、見出しに「立ってライブを行える」と書かれていたことだ。 いや、それ普通だから。 そんな当たり前のことが改めて記事にされるとは…。私も負けてはいられない。立って何かをできるようになってニュースにならねば。 「立って歌を歌える」 「立って用を足せる」 これではニュースにならんわな。KONISHIKIならばなるんだが…。 「立って座禅を組める」 「立って寝ゲロを吐ける」 いや、それ矛盾してるだろ。右に左折するくらい矛盾してる。 「立ってヘソで茶を沸かせる」 「立って幽体離脱できる」 「立って宇宙人とチャネリングできる」 「立って児玉清のモノマネをできる」 もはや“立って”とかどうでもいい。後半部分ができるだけで充分だ。 さて、最後の4つのうちどれか1つでいいから体得したい青汁注射の函館記念予想。 斤量が前走から6kg減のドリーミーオペラ。宮崎には思い切りの良い騎乗を期待したい。 無気力イベント
皆さんご存知の通り、今年の北海道開催は函館のスタンド工事のため、札幌競馬が24日間開催される。 そこでJRAが結構な価格で丸投げしているであろうイベント会社が考えついたフレーズが、レース名の上にも書いた通り、SAPPOLOOOOONG!”と来たもんだ。言うに事欠いてダジャレ投入ですよ。 これだけでも満腹だが、そうは産科が堕ろさない。サイトを見ていただければわかるが、キーンランドカップの日には“「キーンと冷たい水出しコーヒー(パック)プレゼント!」”だそうである。まさかここでダジャレの連発を喰らうとは思わなかった。もう笑うしかない。 それでは、僕が札幌競馬場に通っていた10年以上前のイベントが良かったかというと、そんなことはない。 朧気に覚えているのは、どういう訳かピンクの電話や杉本彩が営業に来ていたことぐらいである。ターフビジョン越しに歌う彼女らを見て、何だかとても切ない気持ちになったことを思い出す。 それでは、編集のネタ探しをしているうちに、信長の野望の新作が出るという記事を見つけて、編集のことをほとんど忘れて読んでしまった僕の予想は…印の通りです。 (西ノ海嘉治郎)
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第45回
いくら何でも“SAPPOLOOOOONG!”はないよね 函館記念
第45回 函館記念(GV) 7月25日 札幌競馬場 芝2000m
略称言葉
先日テレビでニュースを見ていたとき、「新フル」なる言葉が字幕で出てきた。何のことだろうかと思案していたら、新型インフルエンザの略語だったのである。いくら何でもひどすぎる略語ではないだろうか。せめて「新型インフル」ぐらいにしてくれないと(それだったら新型インフルエンザと全部書いた方がいいな)、ぱっと見わからない。 こんな略語ですまされるのであれば、世の中もっと言葉が乱れるね。「今日、麻生総理が衆議院を解散することを決意しました」=「今日麻首衆解決」、「全国的に晴れるでしょう」=「国晴」、「イチローの姪がモデルデビューしました」=「鼻デカ小学生調子に乗る」と。 何を置いても今週すごいなあと思ったのは、やっぱりイチローの姪。サラブレッドでいえばセレクトセールでイチローの近親ということで高値がつくのだろうけど、アレ市場に出しちゃだめでしょう。写真見たときゲラゲラ笑っちゃったよ。 いやねえ、小学生を責めるつもりはないのだけど、やっぱりイチローの兄が悪いよね。あと普通は妻が止めるだろう。というかイチローがレイザービームで硬球を顔面にぶつけて止めなきゃダメだろう。硬球ぶつけられて顔がおもしろくなっちゃったのかな。まあ資本主義っていうものは自由ですよ。 あと、テレビって怖い。この記事読んでいただくとわかるのだが、さんまさんがまだしゃべっているのに記事がアップされている。全部予定調和なんだね。コントなんですよ。テレビは全部ヤラセです。 さて今週の予想。札幌競馬場で飲むビールはおいしいと思う。予想は柱の通り。札幌競馬場は環境がすばらしいのでぜひお越しください。 (鎌倉重明)
編集後記?
さて、編集後記を書こう…と思ったのだが、基本的な予盾に気づいた。 この時点ではまだ「編集」という作業は終わっていないのだ。 本当の編集後記というものは、全ての編集作業が終了したときに初めて、別の何かに書けるものであって、今まさに編集中の僕が書けるはずがないわけだ。言うなれば、スポーツの試合の真っ最中に、その試合を総括したコメントを出すようなものである。 え?だから何だって?書いている本人だってそんなこと知りませんよ。 (無駄口の多い編集担当)
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