中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎
僕は宣伝が嫌いだ。特に気に食わないのはタイアップ。見た瞬間に「こんな奴らには鐚一文やらねぇ」と思ってしまう。 先日、とあるファッション雑誌の広告を見た。フィットネス特集とか言って、スポーツがどうのこうのと書かれていた。(ちなみに海外のエロサイトでwater sportといえば、放尿モノを指すらしい) で、その広告の左下に「あらゆるフィットネスのパートナーに▲×□●」とタイアップでスポーツ飲料の宣伝が出されている。どさくさに紛れて売り込むこの根性が気に食わない。あんなものを飲むくらいならばビールを飲んだほうがはるかにましである(みのもんた理論)。 さらに興味深いのは、これが「スタイリッシュに発売中」と書かれていることだ。つまり、書店でこの雑誌を売る人は、何人たりともスタイリッシュに売らなければならない。この本だけを買っていく客にはもちろん、普通のビジネス本や文庫本、果てはエロ本と一緒に会計するときも、この雑誌のレジを打つときだけはとりあえずスタイリッシュに売らなければならない。これはさぞや大変に違いない。 今週はサイン馬券。「レジ」という単語が出てきたので、本命はレジネッタ。あとは…それっぽく打っとくわ。 歴史は繰り返す
第13回秋華賞が行われる10月19日。あの「10・19」からその日でちょうど20年となる。 何ぃっ!? 「10・19」を知らんだと!? 「10・19」を知らずしてプロ野球を語るなかれ。(あ、これ競馬の紙面か…) 「メーク・ドラマ」とか「天覧試合サヨナラホームラン」などはプロ野球史において毛ほどの価値しかないが、「宇野ヘディング事件」と「10・19」の2つは燦然と輝く歴史として語り継ぐべきだ。 てなわけで、今回は20周年の記念として秋華賞を「10・19」で予想してみよう。 本命はレジネッタ。あの日の試合で実は一番目立っていたのは中西太ヘッドコーチだった。第1試合、代打・梨田昌孝のセンター前ヒットで2塁から激走勝ち越しホームインした鈴木貴久を真っ先に飛び掛かって抱き付いたのが太コーチ。そのシーンは今でも語り草の名シーンだが、それ以外でも太コーチはとにかくベンチの前ではしゃぎまくっていた。チームの裏方を“非戦闘員”と呼ぶ、まさに闘争心の塊のような人物。この太コーチと同じ名前を持つ小牧太が闘争心むき出しの騎乗でレジネッタを優勝に導くに違いない。 以下、ダブルヘッダーだったことから、2頭出しとなる田村康仁厩舎と小島茂之厩舎の各2頭。特に、出場騎手中で川崎滞在時間が最も長いと思われる内田博幸が騎乗するレッドアゲートは要注意だ。逆に、第1試合で逆転のホームを狙って三本間で憤死した代走・佐藤純一と同姓の佐藤哲三騎乗のプロヴィナージュは、抜け出しのタイミングを間違ったり、1頭だけ外回りコースに行ったりするかも知れないが…。 (青汁注射)
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第13回
このレースが13年続いた時点で僕の予想はもうハズレ… 秋 華 賞
第13回 秋華賞(GT) 10月19日 京都競馬場 芝内2000m
くろふね
で結局、リア・ディゾンってなにがいいの?外人ってだけなんでしょう。それと「結婚・妊娠」ではなく「妊娠→結婚」であるので、その点注意。 WBCの監督って星野監督でいいのかしら。また4位どころか予選敗退もあるのではないかな。野村監督にやってもらいたいなあ。巨大戦力をもてあます野村監督というのも見てみたい。もしくは大矢監督が就任して予選から26連敗とか見てみたい。 しかし大宮球場でCS第1戦とは西武という球団は油断できない。こうなったら西宮球場でもやってほしい。まああれですよね、北海道日本ハムが釧路球場でCSやるようなモノですよ。それはそれで見てみたいが。 世間では金融危機が叫ばれいるが、俺の予想では、お笑いブームがもう終わると思う。やはりわんさか出過ぎましたな。地上波テレビ局の悪のり癖が出てしまった。野球でいうとホームラン10本は打ちます的な奴が多すぎる。まあ、テレビの自爆ですね。 お笑いブームの代わりに来るのがアイドルブームと見た。各業界でアイドルを粗製濫造するのではないだろうか。冷凍インゲン豆業界からジクロ・ルボスちゃん。リア・ディゾン枠の奪取を狙う。粒あん業界からはトル・エンちゃん。ケリー・チャンのモノマネを得意とする中国福建省出身の黒船。 さて今週はなんでしたっけ。前回に引き続き本命は日本ハムのCS優勝。それにしても稲葉の肉離れが痛い。チームにとっても痛い。同じ「いたい」でも板井が遺体で発見されないことを祈る。 競馬の方は小牧先生に任せれば万事うまくいくと見た。 今週の星占い。乙女座のあなた、ラッキーアイテムは箱ティッシュ。 (鎌倉重明)
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