中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎
ずいぶん前からだと思うが、いろいろなところでタイアップ企画というのが見られるようになった。タイアップと書けば聞こえがいいが、要はスポンサー集めである。しかし、元の企画を良く考えて、組む相手を選ばないと、何もかも台無しになることもある。 僕が使う通勤電車では、最近「横濱開港150周年カウントダウントレイン『Spring hascome』」というのが走っている。中吊りの大部分は文字通りのことを書いてあるだけなので、残りの部分にはタイアップ企画の広告中吊りが出ている。気になったので見てみると、縁の赤い眼鏡をかけ、七三分けにした金髪の子供が真ん中に写っている「ダンシングヨハン」とかいうものの宣伝。何でもぐるナビが使える店に置かれている何かに携帯を当てると、「あなたのケータイでヨハンがダンシング」するらしい。やる気にならんのでよく知らんけど、せいぜい携帯のボタンを押すたびに正常位→騎乗位→対面座位→後背位の順に切り替わり、ヨハンがにこやかにカメラ目線のままエアセックスを続けるとかその程度のものだろう。 エアセックスは冗談として、これに広告効果はあるのだろうか?まず開港に関係ないし。ヨハンが外人であることぐらいしか思い浮かばない。何より、ぐるナビもこんなくだらないものに金を使うぐらいなら店の割引率を下げろ。このままでは、ホットペッパーを持った連中に「変なのがぶら下がってる」と言われて終わるぞ。 それでは予想。本命は思い切ってフジノウェーブで行く。地方馬で初めてJBCを勝った実力は侮れない。鞍上の御神本は外様に対する冷たい風を乗り切れば、どこに行っても勝てる騎手。ここは一発を期待。対抗はワイルドワンダー。多少抜け出しに時間がかかっても間に合う東京コースが向いている。岩田が怖いことは言うまでもない。要注意はロングプライド。このコースは既に楽勝した経験があり、枠も無難。馬の実力だけでは正直厳しいとこもろあるのだが、ペリエはそれを簡単に何とかしてしまうことがある。押さえは前走の勝ちで勢いのついたフィールドルージュとクワイエットデイまで。 制球勝負
例の倖田來未の発言。この人がアレな人なのはここではさておき、問題はその報道です。発言があったラジオ番組を聴いて不快に思った人は当然いるでしょうけど、直接聴いたのではなくニュースで知って嫌な気分になったという人も多いのではないでしょうか。これはもう2次被害。メディアも同罪ですよ。ところで、木村カエラの新曲がひどすぎる。予想は印の通り。 (独帝)
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第25回
井崎先生、是非わが社へ! フェブラリーステークス
第25回 フェブラリーステークス(GT) 2月24日 東京競馬場 ダ1600m
私の目は節穴
先日、駅で電車待ちをしていると、私からちょっと離れたところで外人さんが連れとおしゃべりをしていた。話相手が日本人だからか、その外人さんは日本語で会話していた。外人さんが話しているとはとても思えないほど流暢な日本語なので感心して聞き入っていると、彼は非常に興味深い言葉を使った。 「ボクの目の黒いうちは大丈夫」 きっとこの外人さん、いろんな慣用句を勉強したんだろうなぁ。素晴らしい。…と感動していたところ、その感動を台無しにする悲しい発見をしてしまった。彼の目は青かったのだ。残念っ! 郷に入って郷に従いたくても従い切れないこともある、ということを学んだところで、フェブラリーハンデの予想と行こう。 南関東から3頭が参戦。JRAという郷に入って、むしろJRA勢を地方の郷に従わせることがあるかも知れないメンバーだ。 というわけで本命はフジノウェーブ。JBC優勝時はまだ完調手前だったというから、まだ大きな仕事をやれる。益田の天才・御神本にも期待だ。対抗はフィールドルージュ。心配なのは距離短縮ということくらいで、能力的には勝ち負けする馬だ。単穴はアンパサンド。戸崎には東京ダービーの時のような神懸った騎乗を見せてもらいたい。 (青汁注射)
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I am 社会派宣言
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