中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/青汁注射
先日コンビニで、ある客(女子高生)が手に持っていた菓子袋の「パイン」の文字が「パイパン」と書いてあるかと思ってしまった自分のあまりのダメさ加減を「これも全てゆとり教育が悪いんだ」ということにして今日を生きている青汁注射です。 さてさて、今週のニュースといえば「立てこもり」。気に食わないことがあるなら立てこもるのが一番。聞けば容疑者は50歳というではないか。「50・80、よろこんで」に丁度入ったところなので、人生まだまだこれからだ! 立てこもる前に怪我に備えてアメホに電話しただろうか。 もう一つのニュースといえば「武豊、ダービー降ろされた」だろう。あちこちのニュースやブログの記事を見たが、「驚いた」とか「衝撃が走った」とか書いてたが、そんなに驚くことか? 武豊は「馬の能力を100%引き出せる確率の高い騎手」だけど、本当に上手い騎手って「馬の能力を120%とか150%も引き出せる騎手」のことだと思うんだよね。武豊にはそれが無い。 今までは、武は80%しか能力を引き出さなくても、乗り馬の絶対能力の高さのおかげで、他の騎手が100%以上の力を引き出した馬にも勝てていた。けど、最近は競走馬全体の能力差が小さくなってて、加えて100%以上の力を引き出せる騎手の騎乗機会が増えてきた。上手い騎手に乗り替わられるのは当然のことだと思う。 武豊より上手い騎手はけっこう多い。クローズアップされていないだけ。それが誰だとはここで書くことはしません。上手い騎手を自分の目で探し出すのは競馬の楽しみ方の1つ。それを奪うなんて無粋なことはねぇ。アンカツや岩田以外にもいるぞ、とだけ書いておく。 しかし、岩田はホントはタスカータソルテに乗りたかったんじゃないかな。こんな乗り替わりされたらプレッシャーに弱い岩田には負担だし、そもそも岩田は府中が上手くないし。逆に武はタスカータになって「助かった」になるんじゃないか、ベタだが。 おっと、今週はダービーの話じゃなくってオークスだった。本命はレインダンス。桜花賞は6着とはいえよく追い上げた。前走は関東遠征で馬体減だったにしてはよく走ったほう。馬体回復が条件だが面白い1頭。対抗はトウカイオスカー。距離伸びて良いのはこの馬かな。単穴はミンティエアー。ベッラレイアにマークが集中しそうなのでこっちの浮上を期待してみる。以下、地方の女傑ベラミロードの近親にあたるラストベガ、距離不安はあるがこのレースに相性が良い福永のローブデコルテ、人気確実で秋山がプレッシャーに飲まれないかベッラレイアまで。 ないよりましかもしれないけどさ
ここ数年だろうか、「リーブ21」という発毛がどうのこうのというCMをよく見るようになったような気がする。最近見たCMでは、「発毛コンテスト」なるものの様子が映し出される。リーブ21で髪が増えたと思しき人がガッツポーズをしたり、喜んで飛び跳ねたりしている。他にも横断幕を作ったり、ボンボンを持つなどして応援している人などが見られる。 しかし、これはあまりにも不自然な気がする。そもそも、画面には「発毛には個人差があります」などと表示されていて、要は個人の努力というより、体質が合うか合わないかとかいう話になるのではないか、ということだ。よくエステなどがやる痩せた人コンテスト(名前忘れた)とはちょっと違うのではないだろうか。 更に妙なのが、前述の応援。どうやら地区ごとに分けて応援しているらしいのだが、そんなもの今更会場で応援したってしょうがないだろう。そりゃ気合入れて応援した結果、つるんつるんの頭に突如としてニョロニョロと毛が生えてくれば応援の価値もあるだろうに、そんな既に処置が終わった人を、その場でワーワー応援してどうするというのだろう。もっとも、処置を受けてる最中に応援されてもかなり恥ずかしいというか、迷惑だとは思うけど。やらせにしてももう少し頭の使いようがあったろうに。謎の会社、謎のCM。 ちなみに、CMで見る限り「発毛コンテスト」の優勝賞金は 300万円。発毛の力とやらでスネ毛を足首に絡みつくぐらい伸ばしてみたり、陰毛を短パンから、あるいはズボンからはみ出すほど伸ばしたりすれば僕も300万円もらえるんですかね。 いつもながらの意味のない想像はこの辺にして、オークスの予想。今週こそダイワスカーレットで無難にいくかと思ったのですが、出ません。ベッラレイアが人気になりそうですね。何か荒れそうな気がします。最近は普通に買ったところでどうにもならない馬券ばかりですので、こういう時は好きに打つのが一番。 というわけで、本命は18番人気鉄板のラストベガ。加賀厩舎に愛弟子の横山義行が乗る。平地のGTで加賀―横山義ラインに印が打てるとは思わなかった。昨年、他の厩舎である一流馬(名前を聞けば最近のファンの人はすぐわかる)を担当したことがある、加賀厩舎の厩務員さん曰く「うちの厩舎はいい馬が来るわけではないけど、ちゃんと(加賀)先生が牧場回って馬を連れて来るんだよなぁ。」とのこと。地道に仕事をしている人たちにチャンスがあったっていいじゃないか。あとは加賀の騎手時代の闘魂が横山義行に乗り移れば、大波乱の準備完了。あとは印の通り。 (西ノ海嘉治郎)
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第68回
「こっちにしときゃ余裕で勝てただろうなぁ…」 ライバル回避にウオッカ陣営の後悔の念が聞こえる 優駿牝馬
第68回 オークス(JpnT) 5月20日 東京競馬場 芝2400m
続・ボディコン労働者階級G
やあ、みんな久しぶりだね。今週も週刊こどもニュース、またまたスタートだよ。「いきなりだなぁ」って思ったきみたちは、この「web楡馬」の昔の号を見てみよう。同じノリのくだらない記事があるはずだよ。今週はスタジオを飛び出して、なぜか日本テレビのスタジオに来ちゃったよ。あ、あそこで「NEWS ZERO」を放送しているよ。見てみよう。 よく見てごらん。キャスターの男の人のキャラクターが見事に空回りしているよ。ウザいね。ジャニーズのアイドルグループ「嵐」の桜井君もいるけど、頭が悪いから大したことを言わないよ。社会ってカッコよければ何だって許されるんだよ。自称女優の川原亜矢子さんも出ているけど、どう見ても女版ピーターだよ。大石恵さんも何だか残念なことになっているね。 ろくでもないニュース番組だったね。みんな死んじゃえばいいのに。さて、みんなはこのテレビ局の「世界一受けたい授業」も見ちゃいけないよ。こどもニュースの昔のお父さん役をやっていて、退職してジャーナリストを名乗っている池上彰さんも先生を務めたみたいだけど、世の中みんなを子ども扱いしたナメた口調なんで、そのうちいなくなると思うよ。しばらく我慢してね。 あと、調味料とかで爆発を起こす子供だましで荒稼ぎしている「でんじろう先生」にも絶対に近付いたらだめだよ。近付いたら赤ちゃんポストに放り投げちゃうよ。絶対だよ。 そんなこんなで予想をするよ。「来週からお父さん役が松平アナに交代。酔っ払って タクシー運転手をボコボコにし、即降板」に一票だ。ファック野郎! (文責=デ・ラ
J)
やっぱりね
北海道日本ハムファイターズの田中幸雄選手が2000本安打を達成した。大変めでたいことである。この頃は野球をまともにみていないので、新しい選手をよく知らない。その中で自分が子供の頃から第一線で活躍している選手はごくわずか。子供の頃から南海ファンであった自分としてはパ・リーグに思い入れもあり、日ハムもなんか好きであった。田中幸雄って二人いたよなあ、とか感慨深い。 まあ何はともあれ、田中幸雄エライ!大変めでたい!大変な偉業!ぜひとも背番号6は永久欠番にしてほしい。 そんなめでたい話題のところにニュースあり。同級生の清原選手が膝のけがで今期は絶望とのこと。「今期絶望」は毎年のことなので恒例行事のようなものだが「ああ、やっぱり」と驚きもしない。やけにがんばっている中村ノリと比較してしまうと、本当にオリックスというチームは腐れだと思う。親会社の品のなさがそのままチームカラーになっており、わかりやすいけど。 さて、競馬の話。先週のヴィクトリアマイルでは、武幸四郎の勝負弱さが前面に出てしまった感を受けた。やっぱり1番人気とか乗せてはダメなのかな。藤田にしておけば少しはよかったかもなあ、とも思う。 で、今週の予想。オヨクスですね。「ダワイスーカレット」の回避で俄然混戦模様であるが、そもそも桜花賞とオークスは別物であるので期待はしていなかった。人気馬がこける絶好の場だと思っていたのだが。本命はベッラレイア。前走は強い競馬であったし、昨年のカワカミプリンセスみたいな感じを受ける。2番手以下はこれは困る。今週も荒れてJRAとしてはサッカーくじ「BIG」に対抗するのでは。印の通り。なお、ピンクカメオは鞍上があれなので消し。 (鎌倉重明)
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