中央競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/鎌倉重明
あ〜、二日酔いだ。昨晩飲み過ぎた。何であんなに飲むかな。二日酔いした日には「もう深酒はしない、お酒は適量で」と宣言するものの、またやってしまう。ということで、今日はだめなので記事は適当に(いつも適当じゃねーか、というツッコミ待ち)。 大庭騎手が調整ルームに入室遅れ、かつ、虚偽申告で騎乗停止処分だそうだ。虚偽申告とは「厩舎作業で遅れる」とウソをついたらしい。厩舎作業といってしまえば確認するとばれてしまうと思うのだが。じゃあ、本当はなんで遅れたのか気になる。想像したいものの、二日酔いでダメだ。たぶん辻ちゃんの結婚騒動にショックを受けたのだと思う。杉浦太陽が大好きだった大庭騎手は女嫌いになり、今後は牝馬への騎乗を断るだろう。 で、予想に入る。web楡馬の開始2年目突入を記念して行われるヴィクトリアマイル。これってG1なのか。何でやるのか未だにわからない。永遠にわからないだろうな。 本命は乗り替わってもカワカミプリンセス。抜けた存在ではないか。2番手以下は接戦ではないか。今週も荒れちゃうのではないか。印の通り。 西ノ海嘉治郎のグダグダ動画ライフ
今更珍しいことでも何でもないが、僕はiPodを持っている。いわゆる第五世代iPodというやつで、動画も入れられるのだが、手元にある動画を入れようとすると、どれも「ファイル形式が違うから無理」という表示が出ていたので、諦めて放っておいた。しかし、このゴールデンウィークに、ネットでいろんなソフトをダウンロードしたりしているうちに、手持ちの動画やDVDを変換してiPodに入れる方法がわかり、作業に没頭していた。ゴールデンウィークを何かに熱中して過ごすのは、高校1年の時、1991年に部活から帰ってもすることがなくてひたすら指パッチンの練習をしていたとき以来だ。 その成果があって、僕のiPodにはめでたくDVDから落とした動画が入っている。中身は…『日本ダービー史1・2』である。簡単に説明すると、1932年の第1回から1989年の第56回までのダービーが収録されたものである。これを持ち歩くことにより、徳田伊三郎と大久保房松の向正面から3コーナーにかけての仕掛け合い、ボコボコに蹴られるウンリュウと担架に乗せられる稗田十七二、大外からすっ飛んで来る32番、ゲート屋の手を借りずに枠入りするスマノアラシとスタンド前で馬群に消えるタカツバキ、久保敏文の芸術的な追いっぷりなどが電源の続く限りいつでもどこでも楽しめるのである。画面がちょっと小さくて、ファイルが重くてバッテリーを食うという難点もあるが、これはいい。早速地下鉄に乗りながら第4回ダービーを鑑賞。隣に座っている人が不思議そうに僕のiPodの画面(もちろん白黒)を覗き込む。そりゃそうだよな。知らない人が見たら、競馬であることさえわからないだろう。この他にエロゲーのオープニングムービーなども搭載。こちらは競馬ほど画面が細かくないので、見やすいですね。 ところで、動画が持ち歩けるということは、素材さえ手に入れればもちろんエロ動画、裏動画も持ち歩き可能になるわけだ。もし電車の中で隣に座っている人の携帯プレーヤーの画面を覗いたときに、メコの大写しやバキュームフェラなんかが見えたりしたら…。僕は99%以上の確率で一人でニヤニヤしてしまうことだろう。いや、たぶん吹くわ。自信がある。 予想は本命がジョリーダンス。勢いを買ってみたい。リーディング安藤勝己の腕に期待。対 抗はスイープトウショウ。コースは向いているはず。実力も上。要注意はアグネスラズベリ。同厩舎の2頭出しは人気薄から。角田はいつ何をするかわからないし。押さえは幸四郎のカワカミプリンセスに、実は府中があまり得意ではない岩田のディアデラノビア、内田の勢いでスプリングドリューまで。自信はない。 (西ノ海嘉治郎)
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第2回
“1枠1番の馬が勝つ傾向にある”と 過去のレースデータがそう言っています ヴィクトリアマイル
第2回 ヴィクトリアマイル(JpnT) 5月13日 東京競馬場 芝1600m
JRAの売上向上工作
先週は大層荒れた。重賞史上最高配当。思うにあれはJRAの裏工作、仕組まれたレースではなかったかと推測される。 1998年からJRAの年間売上は前年比割れが続いており、今年も割れると10年連続となる。それだけは避けたいというのがJRAの本音だろう。だが売上向上の奥の手だった3連単を投入するも効果は無かった。JRAはこう考えたはずだ。 「3連単のアピールが足りなかったのだ。中居のような中途半端なタレントに“BIG TIME”とか中途半端なキャッチフレーズを言わせたから3連単の浸透も中途半端になったのだ。 100円が1000万円になるという具体的な数字で実績を作らなければ。それもGTでだ。それならば一般のニュースに取り上げられて新たな競馬ファンを取り込めるだろう。だが単発にやったのでは効果は薄い。大きめの配当を続けておいて、最後にデカいのを打ち上げよう」 こんなシナリオを描いたJRAは、春のGTシリーズを狙って、皐月賞、天皇賞、NHKマイルCと続けざまに波乱を工作したのだ。 だが、JRAもバカではないだろうから、これ以上続けたら仕込んでいるのがバレる、と考えるだろう。なので、今週は堅くおさまると見た。だから今週は人気馬を買いなさい。 え? それじゃ面白くない? じゃぁ今週も荒れると思う人だけ以下を読んでくれぃ。 本命というより3連複の軸にサヨウナラ。GT初騎乗の中村将之は昨年急成長した若手。昨年一年間の複勝回収率99.8%は一定の騎乗数があった中では勝浦、川田に次ぐ3位。思い切りの良い騎乗が持ち味で、初騎乗とは思えぬ大胆な騎乗で3着以内に食い込むと見た。 もう1頭の軸馬としてビーナスライン。西浦厩舎の2頭出しに目が行きがちだが、堀厩舎は3頭出し。その中で評価が微妙なのがこの馬。マイルは2年近くも走ってないが、それを承知で出してくる堀師に何かを期待しないわけにはいかない。 この2頭が信用できない人は、コスモマーベラスを。2年連続で福島牝馬Sを1番人気で負けたが、その着順は去年が10着で今年は4着。数字が上がっており、これは今年の調子が昨年より上という証。昨年の本番は4着だったのだから、今年は3着以上がありそうとは考えられないか。 この3頭を中心に人気馬に手広く流して3連複なり3連単マルチなり買えばよろしかろう。でも荒れないんじゃないかな。 (青汁注射)
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