春が来ましたね。この時期になると「春告げ」人が世に多くでてきます。駅ホームで頼まれてもないのに「３番線に〜電車が参りま〜す」的なアナウンスをしてくださるボランティア精神にあふれる方や、ずっと笑いながら道を歩く方（前夜見たエンタの神様を思い出しているのでしょう）が登場します。他にも電車内で「おでんー、おでーん」とおでんが好きなことを叫びアピールする方や街中で「誰かおんぶして〜」とセカチューよろしく叫ぶ方、地面を手で押さえて「俺は地震を抑えることができるだ」とのたまう方などバラエティにあふれたメンバーが揃います。あっ、最後の方は出所前の角川春樹先生でした。

　さて春告げ人が出るころに行われます皐月賞ですが、皐月賞って言うけど４月は卯月だから卯月賞じゃねぇの、とか思っておりましたが、皐月って花の名前なんですよね。昔は勘違いしておりました。

　そんな皐月賞の予想。先週は四位騎手の力量をすっかり忘れてウォッカを猛烈に推してしまい、恥をかいてしまいましたが、今週はなんか自信あります。本命はナムラマース。前走も力強いし、安定感抜群。デビュー当初の激しい使われ方はマイナスかもしれないが、昨年のメイショウサムソンっぽくてなんかイイ。３連複の固定軸にしたい。ＦホウオーとＡオーラは大物感がなくて、人気ほど走るかどうか不安視したい。荒削りのココナッツパンチと安定感のあるローレルゲレイロ、人気落ちのドリームジャーニーなど手広く狙ってみたい。

　先週の桜花賞の記事で◎カタマチボタンが３着と健闘しました。そういえば鞍上の方もポリス沙汰でしたね。この方はかつてシルクジャスティスでダービー・菊花賞ともに敗れた際、それでも頑なに「この馬が一番強い」と言い張っていました。でもそれって、自分が下手くそだと言ってるわけですよね。随分と身を削ったものです。さてこの年の皐月賞はというと、11番人気サニーブライアンの逃げ切りという波乱の結果となりました。ちょうど私が楡馬に加入した時期です。

　あれから10年。そろそろサニーブライアンの再現があったら面白いなと思います。ということで、今週の皐月賞はサンツェッペリンが逃げ切ると予想、というか希望します。松岡正海ならやってくれるでしょう。

　大変重大なことに気が付いた。

　「おはようからおやすみまで くらしに夢をひろげる」のは花王だったかライオンだったか、即答できない自分がいるのだ。

　「清潔で 美しく すこやかな毎日をめざして」も花王だろうとライオンだろうとどっちでもしっくり来るような気がしてならない。

　これは私の記憶力の無さが悪いのか、それとも、どっちでも問題ないようないい加減なスローガンを考える企業側が悪いのか。おそらく後者だ。私は悪くない。

　さて、フサイチホウオーの最内枠が有利か不利か、どっちになるかはこれは明らかだ。どっちにもなる。それが答え。要は馬と騎手次第なのだが、馬は器用さが感じられないので中山の2000ｍは向いてない。またアンカツがこのコースに実績がないばかりか、中山では重賞未勝利なのでこれは危険だ。４戦４勝の馬の勢いだけが頼りだ。

　で、本命は弥生賞で一頭だけ違う競馬で好走したココナッツパンチ。大外枠を引いたが、中山の芝2000ｍは案外８枠が来る。心配ない。キャリアわずか２戦だが、能力の高さを買う。