ばんえい競馬専門紙
w e b 楡馬
本紙/西ノ海嘉治郎
さて、今回は楡馬史上初のばんえい特集号である。普段はいいかげんな予想ばかりしている僕もさすがにまじめにやろうと思い、ばんえい入門のようなものに目を通してみる。しかし、である。「含水率」「積載重量」…。世界が違い過ぎる。3.6と4.0だとそんなに違うのか?重量によって得意な馬と不得意な馬がいるのか?はっきり言ってさっぱりわからない。よくよく考えてみれば、あれだけ情報が氾濫している中央競馬でさえろくにわからないのだから、事実上ズブの素人であるばんえい競馬が予想してまともに当たるわけがない。当たったとしてもビギナーズラックというやつだろう。そこで原点に立ち返る。これは楡馬なのである。プロの真似をしてどうする。結局のところいつものノリで予想するという結論に達したのである。 そんなわけで、記念すべきweb楡馬ばんえい特集号レース、勝入混合別定650万未の予想に入る。こういうときは何で買うかというと、やはり騎手である。ここは騎手会長鈴木勝堤のヒカルヨシウメから入ってみよう。前走格下から勝ち上がり、勢いがある。対抗は大河原のコマタイショウ。前走は同級を3着。このクラスで十分通用するはずだ。単穴はキングマン。鞍上(?)が藤本匠に強化され、どこまで行けるか。一発があるとすればこの馬だ。押さえには前走このクラス2着のキョウエイボーイまで。 そして皆さんに提案。ぜひこのレースをネットなどで観戦していただきたい。僕もそんなにみていないのだが、面白い。だまされたと思って一度どうぞ。ここをご覧下さい。もう一つの競馬を発見して、楽しみましょう。 制球勝負
「いい席」ってなんだろう、って考えてみると、それは人それぞれかもしれません。音楽や演劇ならやはり中央前方の席ということになりそうですが、これがスポーツ観戦となるとちょっと違ってきます。とくにフィールドが広い競技では。たとえば野球観戦の場合、チケットの値段からすればバックネット裏が一番いい席なんでしょうけど、実際はそうとも限りませんよね。内野でじっくり観たい人もいれば外野スタンドで声を出して応援したい人もいるわけですし。あるいは好きな選手の守備位置に一番近い席がいいというのもあることでしょう。一番座りたい席、そこが「いい席」なわけです。ちなみに、私にとって札幌ドームで一番いい席は1塁側アッパーシートです。全体の動きが見渡せるし、あまり混まないので。また、競馬場でもそういうことはあるんじゃないでしょうかね。S指定席とかA指定席とよばれる場所はやはり一般的にいい席だし、ゴール板の前に陣取っている人達にとってはそれもまたいい席ですからね。内馬場の芝生でゆっくりするのもいいですね。これまた余計な情報ですが、札幌競馬では私はたいてい3階自由席で観てます。馬群が4コーナーを回ってくる様子がよく見えて面白いからです。やはりそこが札幌競馬場では私にとっての「いい席」です。 そして、ばんえい競馬にも「いい席」ってのがあるんです。でも私にとってはそれはすでに「席」ですらありません。重いソリを引いて、ゆっくりと進む馬を常に正面に見ながら歩いて観戦するのが好きだからです。「レース」と名のつくもので、スタートからゴールまで競技者と一緒に移動するものなんてのは滅多にないんじゃないでしょうか。北海道の文化遺産であるだけでなくレースとしても異色の存在である、ばんえい競馬。皆さんもそんなレースを帯広競馬場で見てみませんか。もしくはレースを「して」みませんか。そのときは周りの人にぶつからないように御注意。 さて予想です。正直、ばんえい競馬のレースをまともに予想したことがないのでどうすればよいかわかりませんが、なんとかやってみましょう。近走の成績を見てみると、BB@B@のバンゼンとDAB@Bのオーザンキヨイチが強そうです。ということでこの2頭を中心といたしまして、通算23勝中17勝を帯広で挙げているバンゼンに◎。以下、○はオーザンキヨイチで、▲には前走圧勝のヒカルヨシウメ、ばんえいダービー2着の実績があるカゲシュウホーにも何かやってくれそうな期待を込めて△としたいと思います。 (独帝)
(11日)11R 第28回ポプラ賞 1点予想
◎ナカゼンスピード (鎌倉重明)
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個人協賛
2月11日は帯広9Rにロックオン! 競馬新聞『web楡馬』 ばんえい特集号記念
2月11日 帯広競馬場 第9レース 勝入混合別定650万円未満
図に乗るな!
横峰さくら親子を見ていると、なんだか複雑な気分になる皆さんこんにちは。今回は「ばんえい競馬」特集号です。ばんえい競馬存続メデタイ! ソフトバンクえらい! 孫正義マンセー! おでもケイタイをMNPでSBに代えたよ。がんがって銀行団に借金返してよ。 そう言えば薄れたねぇ〜、韓流ブーム。冬ソナ(冬瓜をユンソナの鼻めがけてブン投げろ)以外はそこそこだったな。粗製乱造で飽きられたし。海外ものの枠は案外広がらないのね。韓流よりもノリ流を追いかけた方がおもろいもの。すっかりこのごろ報道されないし。四国独立リーグでスターを目指せ。 さて、問題は「あるある、納豆捏造」であるある。納豆食べて痩せる、という騙されやすいテーマであったが、たちが悪い。なにが悪いって、ブームに乗じて増産に手を出した納豆業者。捏造でなくとも一時的なブームだとわかるはずだが、図に乗った責任は重い。大量の廃棄ロスがでるとの報道もあった。昔、ナタデココ大ブームのとき、フィリピンの農家がこぞって大量生産したが、ブームは去り、かつ品質が悪く日本では誰も買わなかったケースと、品質面では本件とは全く違うが精神構造は同じであるある。ブームに浮かれるな!と言いたいのであるある。ちなみに亀田長男の納豆は悪くないから応援、というのはあまりにひどい。お頭 がヮローングなのかな。アウトボクシングですっかりつまらなった試合でもしていてください。 今週は「競馬新聞『web楡馬』ばんえい特集号記念」という協賛レースがばんえい競馬帯広競馬場にて施行されます。行ってきますよ、帯広まで。で、その予想。本命はバンゼン。対抗はオホーツクブルー。連対率の高いところから攻めました。 ポプラ賞は、本命はナカゼンスピード。ダービー馬に期待。対抗は好調のカネサブラックでどうだろうか。1点勝負。 (鎌倉重明)
大事なもの
今更だが『武士の一分』という映画が評判らしい。映画の内容についてはどこかのサイトが紹介してくれているだろうからそちらにお任せするとして、“武士の一分”って何のことじゃいな?と調べてみたら、「侍が命をかけて守らなければならない名誉や面目」なのだそうだ。武士にはよほど大事なものなのだろう。なお、「一分」は「いちぶん」と読むようだ。私はてっきり「いっぷん」と読むと思っていた。「武士の1分よりインスタントラーメンの3分のほうがよっぽど大事だよ」と思った私は切腹して果てるべきだろうか。 さて、今回は200mの直線で数百キロのソリを引き競う「ばんえい競馬」の予想である。レースは大体2分くらいなのだが、この2分は「武士の1分」よりエキサイトすること間違いなし。 予想するは2月11日9R「勝入混合別定650万未満」というレース。これにはサブタイトルがあって、「競馬新聞『web楡馬』ばんえい特集号記念」なのだ。大それたことやっちゃった…。 さて、当日の帯広は雪予報で含水率が気になるところ。そこで◎はコマタイショウ。速い馬場に良績があり、4走前・新春特別で離されたがダービー馬ナカゼンスピードの2着した実績を評価したい。○はバンゼン。3走前と前走で今回のメンバーの数頭に勝っており力上位。▲にはキョウエイボーイ。速い馬場で良績が少ないのが気掛かりだが、ここ2戦の内容から好勝負は十分なはず。△は先月14日にバンゼンに勝っているオホーツクブルー。 ちなみに、最近の大相撲八百長騒動と、コマタイショウの母の名に「千代」、キョウエイボーイの母の名に「富士」が含まれていることは関係ないような、あるような…。 (青汁注射)
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温故知新
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