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ベン・ジョンソン、マーク・マグワイア、ディープインパクト
中央競馬専門紙
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楡馬
本紙/青汁注射

 木曜日、テレビ番組表を見ていて1つのタイトルに目が留まった。NHK20時からの『慶次郎縁側日記』。どうやら先週から始まったものらしい。

 番組を実際に見たわけではないので憶測だが、タイトルから察するに、主役はもちろん大川慶次郎。恐山のイタコに大川の霊が降りてきて、縁側でお茶をすすりながら「ライアンっ! ライアンっ!」と叫んだり、「私も腎臓1コないんですよ」と告白したり、「後藤浩輝のパフォーマンスが馬鹿によく見えます。というより馬鹿に見えます」とかコメントしたりしながら、今年の秋のGTシリーズを日記風ドラマ仕立てで予想するのだろう。イタコ役を安達祐実が、娘の智恵役をかたせ梨乃が、回想シーンでの大川役を高橋英樹がどう演じるのか、大変見ものである。

 では、降霊する大川先生に負けないよう、しっかりと菊花賞の予想をしよう。◎はダービーに続いて玉砕覚悟でメイショウサムソンとする。ここ10年の菊花賞は1番人気が2勝・着外6回と案外不甲斐ない成績だが、83年以降の二冠馬の成績は[4−1−1−0]と信頼できる。前哨戦の敗北も気にしなくて良いだろう。セントライトもシンザンもミスターシービーもナリタブライアンも前哨戦は負けて三冠馬となった。負けたことでプレッシャーも軽くなったはず。石橋守の名前を競馬史に刻ませてやりたい。

 ○はミストラルクルーズ。前走は4ヶ月ぶりながらメンバー中2番目の上がりで優先出走権を手にした。距離延びてよさそうなので、間違いを引き起こすならこの馬。▲はドリームパスポート。フジキセキ産駒に長距離得意のイメージがないので割り引きだが、能力の高さから勝ち負けできる1頭。押さえの△には京都が合っている2頭を。

大事件勃発!!

 今週は大変なことが起きた。林家木久蔵が名前を一般公募、らしい。木久蔵氏の長男であるきくお氏が2代目林家木久蔵となり、当の木久蔵は新しい名前を一般公募とのこと。きくお氏をテレビで見たことがあるが、まあよくわからんですわ。

 さて、その木久蔵氏の新しい名前、私も考えてみた。「林家ナポリタン」「林家ピロシキ」「林家シチュー」「林家水かけ御飯」「林家うどん丼」「林家菊メド」「二代目林家きく姫」「林家利くわ〜」「林家円楽」「林家楽太郎」「二代目林家こぶ平」「三代目は林家クリスチャン」「林家正蔵は海老名家のモノにあらず」「林家ザ・たっち」「林家ちょっと、ちょっとちょっと」「林家欧米か!」「林家ダッチ猥婦」「林家ペプシ」「林家フルキャストスタジアム」「林家タモリ」「林家イーホームズ」。色々と考えたみたけど面白くないわ。

 さて、菊花賞。メイショウサムソンの三冠達成でいいでしょう。前走からの距離延長はプラス。ディープインパクトの大騒動のため三冠の話題が控えめも結構プラスになると思う。対抗は高田が下ろされたドリームパスポート。騎手は2着王なので安心。図ったかのような追い込んできて届かずの2着は芸術もの。▲はトーホウアラン。ダービー以来久々も京都コース2戦2勝で押さえておきたい。△は場を読まない外国人騎手を押さえておく。

(鎌倉重明)
第67回 10年に一頭と言われる三冠馬 2度目の2年連続?
菊 花 賞
通巻12号 平成18年10月21日 楡馬どっとこむ 代 表/西ノ海嘉治郎
編 集/青 汁 注 射 
第67回 菊花賞(GT) 10月22日 京都競馬場 芝3000m・外
木久ちゃんが 「木久蔵」やめたら ただのバカ …歌丸です
枠番馬番馬名性齢斤量騎手
1 1トーホウアラン牡357藤田
2ミストラルクルーズ牡357池添
2 3シルククルセイダー牡357秋山
4タガノマーシャル牡357和田
3 5アドマイヤメイン牡357武豊
6ネヴァブション牡357石橋脩
4 7マルカシェンク牡357福永
8マンノレーシング牡357小牧
5 9インテレット牡357藤岡
10フサイチジャンク牡357岩田
6 11トーセンシャナオー牡357イネス
12メイショウサムソン牡357石橋守
7 13ドリームパスポート牡357横山典
14アペリティフ牡357安藤
15アクシオン牡357田中勝
8 16トウショウシロッコ牡357吉田豊
17パッシングマーク牡357四位
18ソングオブウインド牡357武幸






西

パソコンって不便?

 昨日(金曜日)、念願のiPodを購入。これで音楽を持ち歩ける…と喜んだのがつかの間、あっという間に問題が百出してしまい、なかなか不便であることが判明した。

 まず、文字化け。僕のパソコンは2台あって、Windowsマシンに4.5ギガ、Macに4.5ギガ音楽ファイルがあるのだが、これをMacにまとめるのに悪戦苦闘した。iPodをデータ仕様にして、Windowsマシンから音楽データをiPodに書き出して、それをiPodに移す。そしてそのiPodをMacにつなぎ、4.5ギガの音楽ファイルをダウンロード。しかも大部分が文字化け。途方に暮れていたところ、あちこちから情報を仕入れ、ID3コードとやらの問題であることが判明。ということで、えらい手間がかかりました。多分この説明ではピンと来ない方も多くいらっしゃるだろう。うまく説明できない僕にも問題があるのだろうけど。ていうか、はっきり言って不便。ユーザーの都合とか考えてねぇんじゃねえか、という感じがひしひしと伝わってくる。何とかならんのかな。

 で、菊花賞予想。本命はもちろんメイショウサムソン。石橋を男にしてやろうじゃないの。馬も強い。かからなければ何とかなるだろう。ていうか何とかしてほしい。対抗はマルカシェンク。「同厩舎の二頭出しは人気薄を狙え」を実践。ヤネが不安も、馬の力はかなりのもの。要注意はトーセンシャナオー。空気を読まなさそうなイネスが一発を狙ってくると見た。捨て身の一撃に注意。他にも有力馬と言われる馬が何頭かいるが、どうも魅力がないので無印。まずアドマイヤメイン。武豊はディープショックから立ち直っていないように見える。血統的にも不安。ドリームパスポートは、結果を出した騎手を替えるとどうなるかということを陣営に思い知らせなければならないから勝ってはならないので無印。今週は押さえはなしで行く。

(西ノ海嘉治郎)
制球勝負

 今や、競馬を知らなくてもディープインパクトは知っている、という人は多いことと思います。そしてロンシャン競馬場もまた、今回の凱旋門賞をきっかけに日本での知名度がさらに上昇したといってよいのではないでしょうか。立地やコース形態、芝の質などが朝や昼のワイドショーも取り上げていたくらいですから。外回りやら内回りやらコースがいろいろあるとか、一周何メートルあるとか、日本でも多くの人が知るところとなったことでしょう。

 で、このロンシャン競馬場を巷で噂のGoogle Earthで見てみると、その形状がはっきりわかります。48°51'30.15"N 2°14'3.76"Eと打ち込んでみましょう。大外回りコースがあって、「うそ直線」があって、と新聞などで見たとおりです。Google Earth面白い。他にも世界の競馬場を見ることができると思いますが、探すのが面倒なのでここでは紹介しません。その手のサイトはいくらでもあるんじゃないでしょうか。札幌競馬場の立地ならお教えできます。43°4'38.52"N 141°19'37.91"です。札幌駅から1駅、もしくは札幌駅

から徒歩30分です。ほとんど街の真ん中ですね。ちなみに、競馬場の隣に位置する明らかに街から浮いている巨大な土地は北海道大学。前号の西ノ海さんの記事にある学生寮は、競馬場の至近距離にある雪の結晶を模った(とされる)建物です。

 あと、第2号の私の記事で扱ったスイス・サンモリッツの雪上競馬の会場は、46°29'37.82"N 9°50'44.43"E。でも実はこれ競馬場ではなく、湖。冬は−15℃〜−20℃くらいまで気温が下がるので、それによって凍った湖の上にコースを設営して競馬が開催されてしまうのです。客席、馬券売り場、飲食店などもすべて湖の氷の上です。

 さて菊花賞。前号と同様の理由で、予想するのがめんどくさい。メイショウサムソンが勝つのを見れればそれでいいです。ということで全馬無印とします。

(独帝)
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